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家に帰ったら甥っ子がキッチンに立っていた。

 とある日曜日。甥っ子は昼過ぎには部活の試合を終えて帰宅し、夕方は真面目に勉強していました。その間に、私と夫は用事があって2時間程度出かけることになり、これがなかなかの肉体労働だったので疲労困憊で帰路に着きました。

はぁ〜、今から夕飯の支度しなくちゃ。疲れたし、今夜は簡単に鍋にするか。ちょうど白菜もあるし!足りない材料だけ買い物して帰ろう。

私はそのままスーパーで買い物して帰ることにし、夫は先に帰宅しました。甥っ子がガブ飲みする牛乳も2本買い込み、重たい荷物を抱えてリビングに入ると、キッチンに甥っ子が立っているではないですか!

ん?飲み物でも飲んでいるのか?と思ったら、なんと、包丁を握って白菜を切っているではないですか!!

先に帰宅した夫から、今夜は白菜を使った鍋だと聞いて、ならば野菜を切っておこう!と自ら料理を始めたというのです。

甥っ子よ!なんてデキる男なんだ!!!

ありがと〜♪♪惚れてまうやろ〜♪♪


と思わず、甥っ子の頭を撫で撫で。

私もクタクタだったから、余計に嬉しいじゃないか!料理が趣味と言う甥っ子。平日は部活や勉強で、帰宅してからは料理をできるような時間の余裕はありません。今はテストも終わったばかりだし、日曜日くらい久々に料理がしたかったようです。

自主的に家事をやってくれるなんて、将来有望な男だ。きっと良い旦那さんになるだろうなぁ。そして、私は甥っ子の未来のお嫁さんに「叔母様!彼をこんなデキる男性に育ててくださって、ありがとうございました!」と感謝されることでしょう。

ちなみに夫はというと、、、ソファでごろんとしながら早々とビールを飲んでいたんですけどね。


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