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伝聞でのお褒め言葉は効果的!?

GW中の出来事。実家に帰っていた甥っ子が、夕食後、祖母がバタバタしているのを見て、自ら食器を洗ってくれていたそうなのです。これまでそんな事はなかったので、祖母は大喜びで、その事を私に話してくれました。

おばあちゃんっ子の甥っ子は、いつも甘えてばかり。

「ばあちゃん、喉乾いた!お茶!」

亭主関白の夫のような口調で祖母を顎で使う甥っ子にかねてより呆れていたので、我が家で居候を始めてからは、飲み物を飲みたい時は自分で冷蔵庫を開けて飲みなさい、と教育しました。甥っ子自身も私に遠慮もあったのでしょう。我が家では、初日からすぐに習慣になりました。ところが実家に帰ると、また祖母にお茶コール。

うちでは自分の事は自分でできるようになったでしょう?実家に帰った時も、自分でやる事やったら、家族みんな喜ぶよ!

と話した事はあったのですが生返事。まあ、そんなものだろうと、期待もしてなかったのですが、とうとうその日がやってきました!甥っ子も私言われて、面倒だけど確かにそうだろうな~とは思っていたのでしょうね。ちゃんとお皿洗いを自らするなんて偉いじゃないか!!

これはさらに褒めて伸ばすチャンスですっ!!

部活着を洗面所でじゃぶじゃぶ予洗いしている甥っ子に後ろから声をかけました。

「夕食の食器洗いしたんだって?おばあちゃん、めちゃくちゃ喜んでたよ!やるじゃん!」

「あー、うん。」

とだけ気のない返事をして、振り向きもせずにじゃぶじゃぶ洗濯を続ける甥っ子。

きっと少し頬を緩ませて、ドヤ顔をしていたに違いない。どんどん大きくなる背中がさらに大きく見えた瞬間でした。身体はドンドン大きくなる一方、反抗期で手もかかりますが、精神面も間違いなく成長しているようです。直接褒められるよりも、人づてに褒められると一層嬉しいものだったりしますからね。

なんだか私も嬉しい。でも、たまには我が家でも食器洗ってよね。

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