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世界を楽しみ、楽しくしていこう!!

人は没頭している時に幸せを感じているということが脳科学の研究で明らかになってきたとのこと。

確かに、私は自分が美味しいものを食べている時や、旅している時、写真を撮っている時など没頭して楽しんでいると思う。

そして、そういう没頭して楽しんでいる時には見知らぬ人からも嬉しい声をかけていただく事が多い。

その瞬間瞬間を楽しみ、没頭し、幸せそうな人には、なぜ周りに人が集まり、応援してもらえるのだろうか?

マットは一体どこ?

例えばこの動画。

ちょっとさえない青年が、旅をしながら観光スポットでちょっと不格好なダンスを、ただただひたすら踊っているだけの動画。

でも、この動画を見て彼が旅を楽しんでいるのは伝わってくる。

そのうち彼は、一人で踊っててもつまらないと思い始め、ビデオを見た人々に一緒に踊ろうと呼びかけた。

そして、数年後のこの動画。

音楽が素晴らしいのも相まって、とても感動的な、そして、今でも私の大好きな動画の1、2を争う程の動画に!!

この動画を見て私も思った。「私もMattと一緒に踊りたい‼️」

早速、彼のホームページから自分のメアドを登録し、彼がトロントにダンスしに来る日程の連絡を待った•••。

それは、2016年の初夏、少し肌寒い日だった。

平日の仕事の後で疲れていたにも関わらず、息子と共にダンスの集合場所へ向かう私の心はウキウキしていた。

集合場所がスプラッシュパッド(夏の間に子供が遊んだり涼んだりするための、水があちこちから出てくる公園)だったため、着替えも持って来てないのに息子が早速びしょ濡れになって寒いと文句言う中、ダンス撮影が始まった。

水が止まっている数分間を狙って、Mattと彼の息子さんと100名近く程集まったトロントのみんなとダンスの撮影が行われた。

黄色い袖のシャツ着てるのがMatt。

この金髪のMatt の息子さんはすぐにトロントの子供達とも打ち解けて、Mattが撮影後のファンサービスをしている間、仲良く一緒に遊んでいた。

ほんの15分程の短い撮影時間だったが、思い出に残る楽しいイベントだった。

その数ヶ月後には、私のようにMattと一緒に踊りたい、と集まった世界中の人々と共に作った動画が完成し、アップされていた。

応援し、応援される時代へ

Mattの例を見てもわかるように、最初彼はただ旅を楽しんで没頭していた。

その姿が世界中の人々の心を掴んで、一緒に踊る人々、旅路の宿にと自分の家に招待する人々、旅費のスポンサーをしてくれる会社など、次々に彼を応援する人々が現れて、今も旅とダンスを楽しんでいる。

•••と、書きたいところだったけど、コロナのせいでさすがに今は旅には出てない様子。

でも、彼のダンスが人気のゲーム、Fortniteのエモート•ダンスになって息子さんから尊敬されたり、小さい女の子が彼のように世界中で踊る動画をアップしていたり、彼は今も世界中の人々にインスピレーションを与え、楽しませ、応援され続けている。

自分が楽しんでいる姿を人々に見せ続けるだけで、人々から応援され、こんなに世界中が楽しくなるなんて、なんて素敵な時代なんだろう♪

私にも似たような経験がある。

お出掛け大好きな私だけれど、車を持っていないから同居中のお義父さんの車を借りたり、レンタカーを利用して色々なところへ出掛けていた。お出掛けに没頭していた。

そしたら、ある日お義父さんがもう一台車を買ってきて、元からある車を自由に使っていい、と言って私と旦那を車の保険に加えてくれた。

それだけでも大変有難いのに、その車が古くなってとうとう壊れて乗れなくなった後、当時息子が好きだったソニックと同じキレイな青色の車を買ってきてくれたのだ。

「自分の車は二人乗りだし、四人乗りの車も必要だから。」と言ってはいたが、ほとんどその青い車には乗ったことはなく、いつも自分の二人乗りの車に乗っている。

義父は節約家で贅沢はせずいつも質素に暮らしているから、この大きな買い物は絶対に彼自身のためではなく、私達家族のためにしてくれたのは明らか。

私のうぬぼれかもしれないけど、お義父さんは私が楽しそうに息子や孫達を連れてお出掛けしているのを見ていて、車がないと気軽にお出掛けできなくなるので可愛そうに思ってくれたんじゃないかな?と密かに思っている。

お義父さんはお出掛け好きな私に車を買ってくれて、応援してくれているんじゃないのかな、と。

こうしてお義父さんが応援してくれているお陰で私は相変わらず息子や孫達と楽しくお出掛けできて、子供達に沢山楽しい思い出を作ってあげることができている。

世界を楽しくするには?

私がなるべく子供達をあちこち連れて行って、沢山の経験をさせたい、と思っているのには理由がある。

楽しいから、というのは当たり前だけど、沢山いろいろな経験をすればするほど、物事の仕組みだったりアイデアだったりインスピレーションだったりが頭の中に貯まっていって、それらの組み合わせが多ければ多いほどとんでもなく面白いことができるようになって世界を楽しくしていける、という考えからである。

まさに、アップルのスティーブ・ジョブズが言っていた「点と線」のことで、点が沢山あればあるほど面白い組み合わせの線が繋がっていくだろうというわけだ。

旅やお出掛けに限ったことではなく、没頭するのは自分が楽しい、無性にやりたいものなら何でも良い。

ひたすらカップラーメンを食べて評価する、でも、ヘビメタのベースを弾き続ける、でも、ただただ「ジャスティス」と叫びまくるだけでも(はい、サンシャイン池崎さんの事です😅)、自分がやりたくて楽しくて没頭できるものを見つけてみんなに見てもらおう。

そうすれば、このオンライン時代、世界中のどこかにあなたの情熱に心をつかまれて応援してくれる人が出てくるはず。

うちの息子の、多分一般的には意味不明であろうアニメーションのYouTubeチャンネルですら500人近いチャンネル登録者がいる。

そうやって没頭して極めていくうちに色々なアイディアが繋がって面白いことができるようになるだろう。

世界を思いっきり楽しむ人は、他の人々を巻き込んで世界を楽しくしていける。

だから私は呼びかけ続ける、

世界を楽しみ、楽しくしていこう!

International Pillow Fight Day「枕投げの日」にトロント市庁舎前の広場で枕投げ大会。こうやってまたイベントを思いっきり楽しめる日が早くきますように•••!!

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