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英語で広がる「内」の世界
こんにちは。
英語コーチの 永木れいかです。
元クライアントさんに会って来ました。
わたしにとって今までにない形で
英語を「卒業」された方です。
志半ばでお休みをする、という決断
苦渋の決断だったそうです。
突然「無期のお休みをとります」との言葉に
わたしは、とても驚きました。
経営している会社の1つがのっぴきならない状況になり、英語に使うリソースが取れなくなった。
銀行や取引先や従業員の方と話し合い、進めてきた新規事業のこと、工場のことなどたくさんのことを見直して、変えていかなくちゃいけない。いつまでかかるか分からない…
本当にビックリしたのですが、
彼は「英語をやめる」とは言わなかった
勉強の仕方は分かったから、自分のペースで少しずつでも進める
そう言ってくれた。小さな救い
あれから半年
渋谷で会った彼は、元気そうでした!
従業員の数は半分になった、など
会社には大きな変化があったみたいだけど
そして、英語は…??
残念ながら、ほとんど出来なかった
そりゃそうですよね。
仕事を支えるために英語をやっていたので
本丸が一大事なときに、なかなか難しい。
でも、彼は「英語をやって良かった」
という話をしてくれました。
今、会社で外国人スタッフを雇っている。彼らは日本語が上手です。それでも職場に馴染む、日本での働き方に慣れるのに苦労している姿を見てきました。
僕自身が英語を学び始めたことで、彼らに対する尊敬の念が飛躍的に増した。
母国を離れ、外国語の環境で、新しい仕事を熱心に覚えようとするだけで大変素晴らしいこと、かけがえのないチャレンジをしている。
すこし彼らの視点で、物事を捉えられるようになったと感じています。
そして、外国語を自由に使いこなすことは難しいことだと身をもって知り、その努力をして日本に来てくれた彼らに良い経験をしてもらいたいと、心から思えるようになりました。
経営者として、また、外国人スタッフを受け入れるホストとして、英語を学んだことが大きな学びになったと実感しています。
こんな話をしてくれました。
外国語を教える者として、そして学ぶ者として
じんわり深く染み込む言葉でした。
彼は海外に工場を作る夢を持って
英語を学ぶことを決めました。
いまは外に出る時期ではなくなった。
でも、彼の世界は広がった。
彼も、彼の周りにいる人にとっても、
より良い世界に変わっていることに
感動しました。
「英語を勉強しても使う機会がない」
そんな悩みをお聞きすることがあります
次の機会には、彼の経験を話してみたい。
英語をやっても、
世界は広がらないじゃん、って思っても、
内に世界が広がっているかもしれません
それも、また素敵な広がりです。
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