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Introverts (内向的な人)にこそ英語が合うのかも

英語を教える仕事をしていると、
いつでもどこでもハキハキ明るい人だと
誰とでもすぐ打ち解けるフレンドリーな人と
期待されて少し戸惑うことがある。

確かに、英語を話す=社交的なイメージがある
でも、
イケイケじゃない英語の先生は少なくない

かくいう私も
英語コーチとして独立してから何回が行った
異業種交流会は、あまり居心地が良くなかった
親しい人、安心できる人と過ごす時間が好き。

そんなステレオタイプを少しでもなくしたく、
今日は英語を学ぶ・使うのに
必ずしも外向性が高い必要はないこと、
むしろ内向的な人が英語に触れると
良いことが色々ある、という話。

外向性、というより
コミュニケーション能力について。


まずは雑談について。
これまで note で何度か書いてきたけど
英語で雑談を苦手に感じる人はかなり多い。


そもそも日本語でもカジュアルに
自分のことをベラベラ話す人って
そんなに多くないから、外国語だと尚更。

でも "How are you?"から始まる
small talksって、友達同士とか同僚のみならず
スーパーのレジ、カフェの店員さん
エレベーターで乗り合わせた人
本当にいろんなところである。

職場でも、すぐに用件を話す人もいるけど
small talksでお互いの家族や
週末の過ごし方をシェアして親しくなると
仕事も進めやすくなりますよね。

日本語でも「雑談はちょっと...」という人は
結構いると思うけど
改めて「さあ雑談の練習をしましょう」って
機会はあまりないと思う。

でも英語のレッスンって大体
雑談からスタート。
適切なトピック、話の展開の仕方、
質問の仕方など雑談を円滑にするために
必要な知識を明示的に指導して
毎週、練習+フィードバック

英語を学び始めて1ヶ月で
1番成果が感じられるのって、実は
「英語の雑談力」だと思う。

自分のことを話すから、必要な英語表現も
関心高く覚えようとできるし、
毎週のことだからネタ探しをする中で
「これ英語レッスンで言おう」と思えば
英語で考える・に触れる時間が増える。

初回、会話のキャッチボールが続かなくても
1ヶ月経つと話す量も増えてくる。
コミュニケーション上手になれる。


そして話の聞き方

よく「英語の相槌教えてください」って
質問されます。
相手の話が聞き取れても"Yeah, yeah."
ばかりで話が続かない、と。

これも表現を覚えたら、すぐに
上達が感じられるので
コミュニケーション上手への近道

小学校で英語を教えている先生が

円滑なコミュニケーションに必要なスキルが足りないな、っていう子ども達は多い。でも、小学3年4年になってくると、「相槌の打ち方」とか「話の聞き方」を指導しても中々入っていかない。そんな時、「英語のコミュニケーションでは、」って枕詞をつけて指導できると、枠組みが変わるようで心に「スー」っと心に入っていくことも多い。
子ども同士で信頼関係を築いたり、コミュニケーションについて学んだりするのに「外国語」って効果的だと感じる。

こんなふうに言っていました。

大人でも同じですよね。
話の聞き方なんて「いまさら」って
感じちゃう、日本語だと。

英語でコミュニケーション上手になって
そのスキルを日本語でのやり取りにも
活かせたら良いと思いませんか。

英語を学ぶことで
「雑談力」や「コミュ力」が
アップする機会が増える。

ネアカじゃなくても、話すのが苦手でも
少し内向的な人こそ、英語に触れることで
得られるものが大きいかもしれないですね!




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