見出し画像

【英語で蕎麦打ち】体験教室の英語化が完成してから初舞台①

こんにちは。
英語コーチの ながき れいか です。

「外国で蕎麦打ちを広げたい」という夢をもつ
そば職人の久慈さんとそば体験教室を
二人三脚で英語化しました。
めでたく4月に完成!!

(外国人からの依頼が)来てから準備するんじゃ遅いんですよね。

との考えのもとで英語を学んできた
久慈さん。その言葉の通りに、、、
5月某日、英語版そば打ち教室を
開催する機会が突然訪れました。

友人からの連絡

「夫(アメリカ人)が、そば打ち体験をやりたいって言ってるんだけど…」

今日は、その時の様子を久慈さんに
インタビューさせてもらいました。


私:英語そば打ち体験、お疲れさまでした〜。どうでしたか?

楽しかったです。やってみて初めてわかることも多くて「やってみて良かった」と思いました。

私:やってみて初めてわかったこと、って何ですか?

そばを打ちながら、英語のメモを見て説明するのは思ってた以上に難しい。

1人でノートを見て勉強している時は、スーと英語が頭に入ってくるけど、お客さんを前にして、手を動かしながらだと全然ちがう。英語を見ながら「これは何だったけ?」と飛んじゃうことがあった。

「もっと、英語を自分のなかに落とし込まなくちゃ」と気がつけました。

久慈さんのそば打ち体験ノート:本番、英語が飛んだときに参考にするため、左側のページに日本語を追記しました。


あと、とても具体的な英語表現に関することでアドバイスをもらいました。
「反時計回り」をanticlockwiseと訳しましたが、アメリカ人の彼いわくcounterclockwiseの方がいいそうです。

違う表現を2つ知っておけば、通じないときに「こっちはどうかな」と試すことができるので、ありがたいアドバイスです。

私:うまくいったこと、良かったことを教えてください。

まず、蕎麦打ちが大成功したこと。とても美味しい蕎麦ができて、喜んでもらえました。
彼が楽しみながら、そばを打つ姿をみて、とても楽しかったです。

そして、自分の説明が「伝わったこと」が嬉しかった。英語で話して、相手がわかってくれる喜びは思った以上に大きかったです。

あと、ハートが強くなりました。やってみて、なんだかんだあったけど「またチャレンジしたい」「少しずつ伝えられることを増やしてステップアップしたい」そんな気持ちが湧いてきました。

私:次に向けての改善点はありますか?

たくさん、あります。まず今ある英語のセリフを、もっと練習して自分の言葉に
したいです。

実は、最後のほうは英語の説明に頭が追いつかなくなって、ノートを開いてお客さんに英語の説明を読んでもらったんです。
手は蕎麦だらけだし、「どこだっけ?」って混乱して…

私:ノートを見ていただく機転、いいですね!
お客さんの反応はどうでしたか?

笑って「うんうん」ってノートを読みながら、やってくれました。
大きめの字で英語を書いておいて良かったです。そばを打つ時にノートを横に置いて見ながらやろう、と大きめの字で書いたんです。それが思わぬ形で役に立ち、良かったです(笑

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
補足:ノートを作るとき、「ずいぶん大きな字だな」と思ったのですが、作業をしながら見る想定だったことが分かり感心しました。久慈さんは、とにかく「英語でそば打ちを教えている自分」のイメージがとても強く具体的にできています。だから、英語を学ぶ時も自分の必要な状況に合わせて工夫することができます。

「英語がなかなか身につかない」と悩んでいる人に、ぜひ参考にしてもらいたい考え方です。単語帳・文法書を何となく1ページから取り組むのではなく、「自分が使っているイメージ」をもって勉強すると、景色が変わるかもしれません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私:ほかに印象に残ったことはありますか?

説明しながら「もっと詳しく伝えたい」って気持ちが出てきました。
今のバージョンをしっかりできるようにしたら、細かいコツなども伝えられるように、英語の原稿を進化させていきたいです。



突然舞い降りた英語で蕎麦打ちのチャンス
「はい、やります!」と言えたのは
準備ができていたから。

(外国人からの依頼が)来てから準備するんじゃ遅い

久慈さんの言葉、本当だな〜と再確認。

やりたいことがあったら、
もう始めちゃう!そんな思い切りで
やってみると道が開ける。

大切なことを教えていただきました。


後日、お客様が蕎麦打ち体験について
メッセージをくれました。

次回はそのメッセージと、
英語で蕎麦打ち体験をパワーUPさせるべく
新しく始めた英語学習についてお届けします。


↓英語学習についてのご相談は
お問い合わせはこちら



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?