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悶える巨龍

昨年結党100年を迎えた中国共産党。
1949年 中華人民共和国建国
1978年 改革開放政策 

2001年 WTO加盟 
を経て人民の所得は上昇してきた。
彼らの資産である不動産の価値が心の拠り所になっていた。
(鬼城は当時からも燻り続けてきたが・・・)

思い返せば2008年 金融危機が発生した際に
中国共産党(以降CCPとする)は、
西側資本主義国と一線を画し、
道路・高速鉄道・空港・住居施設などの
インフラ投資を行い、
さらには「一帯一路」を通じて
外国のインフラ投資で成長を維持しようとしてきた。
しかしながら、新型コロナで都市封鎖を行い、
不動産への投資規制、中国IT企業への締め付け等で
国内の成長基盤を自ら破壊し始めた結果、
結党以来初の経済減速が迫り来る。

CCP政権の存続を脅かすのは
西側資本主義国でしか発生し得ない不況が
自国において発生することである。
なぜなら、党の指導によって、そんなことは起こり得ないと
今まで人民に諭してきたからだ。

上海などの都市部に住んでいる上流市民
のみならず
農村部の人民の貯金まで喪失していることで
人民が脅威になりつつある。

不動産関連のGDP比が30%近く、
この資産の毀損を、今の負債手法で維持できる時間的資源も
摩耗しつつある・・・

すでに34億人分もの過剰在庫があるとの見解もある。
https://president.jp/articles/-/54210?page=1


#日経COMEMO #NIKKEI

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