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「エシカル消費」を可視化すること


2021年9月17日17時。
「REICHTUM」という新しいブランドが幕を開けます。

第一歩として挑戦する、クラウドファンディング。

私には成し遂げたいことがあります。
それは「エシカル消費の可視化」を実現して、より多くの人がエシカル消費を実践できるプラットフォームを作ることです。

私がどのように「エシカル消費」に関心を持ち、
何故「REICHTUM」の立ち上げに至り、
どんな未来を描いているのか。

拙い文章にはなりますが、最後までお読み頂けると嬉しいです。

クラウドファンディングURL:https://camp-fire.jp/mypage/projects/490560 

私が「エシカル消費」に気づくまで

私は大学1年生で始めたアルバイトから新卒入社に至るまで、アパレル業界の3社で店舗販売からEC運営を経験しました。

大学生の頃は流行りの服を沢山買って、シーズンが終わって断捨離をする。ほとんど着ずに捨ててしまったものも多くありました。今考えると信じられない程エシカルとはかけ離れた消費をしていました。

当然、お客様へ提案する際も「お得さ」や「トレンド」や「アイテムのお洒落さ」ばかり語り、長く着ることができることの良さを全く理解していませんでした。

そんな私の考え方を大きく変えたのは、新卒で入社した大手アパレル企業での経験です。
私が配属になったブランドは、所謂セレクトショップの業態。
アルバイトで経験した何倍も高単価の商品を取り扱うようなショップでした。ここでデザイナーさんの思いの詰まったお洋服に沢山触れ、素敵な素材に沢山触れ、本当に気に入ったものを長く大切に着ることの楽しさに初めて気づきました。

服を無駄に買わなくなる。
そして無駄に捨てなくなる。
服が作られるまでの背景が気になる。
その土地の産業に興味を持つ。

ここで初めて自分の中でいい循環が生まれ、「エシカル消費」に興味を持つことができました。そして同時に、どうすれば「エシカル消費」を広げることができるのか、考えるきっかけとなりました。

”自分ごと”に捉えるために


前述のように興味を持ったものの、
結局のところ、「エシカル消費」とは何なのか。
私は知識をつければつけるほど、迷宮入りしました。

そして「エシカル消費」を実践するハードルが高く感じてしまいました。

では、その原因は一体何なのか。
それは「エシカル消費」という言葉が曖昧で、一人歩きしてしまっている故に、取り組みの実感が湧きにくいことにあると考えました。

例えば「日本製オーガニックコットンTシャツ」を買った時、普通のコットンTシャツに比べてどの程度CO2や水を減らすことができているのか分かる人はほとんどいないと思います。
これを私は売り手と買い手の間にある大きな温度差だと捉えています。

そしてもっと身近で小さなことでも、「エシカル消費」ができる場面は、想像以上に沢山あります。

つまり、自分が具体的にどのくらい「エシカル消費」に貢献できているかを可視化することができれば、日常の買い物から優しい"あなた”を感じることができます。
そうすることで、今までは他人事だった「エシカル」を「自分ごと」に捉えることができるのではないでしょうか?


一枚のTシャツから生まれる繋がり

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「REICHTUM」(ライヒトゥーム)は
ドイツ語で「宝」「富」
数々の宝が集まる場所でありたい。そんな思いを込めたブランド名です。


コンセプトは”応援をカタチに-CREATIVE with NATIVE-"
「地球」「産業」「地域」「ヒト」に対して...
人それぞれ形は違えど、何かしら"応援の気持ち"を持っていると思います。
一人一人が持つ応援の気持ちをカタチにすることで、新たな価値を創造したい。
そんな想いを持って「REICHTUM」はスタートしました。

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「地球」「産業」「地域」「ヒト」に対しての応援の気持ちをカタチにするとはどういうことか。Tシャツを例に説明します。

●「地球」を応援する気持ち
=環境に優しいことをしたい気持ち。
普段着るTシャツを日本製のオーガニックコットンTシャツに変えてみるとします。

●「産業」を応援する気持ち
日本のこの地域にこんなに良いTシャツがあったんだ、という気付きが生まれます。そして「また着たい、買いたい」という気持ちになります。

●「ヒト」を応援する気持ち
Tシャツの製作背景に興味を持つことで、更にはその産業を支える人やコミュニティを知りたくなります。

地域を応援する気持ち
産業が盛り上がることで、その地域の活性化にもつながります。

「REICHTUM」が目指すのは、この良い循環を創り出すことです。
「点」になっている応援の気持ちが「線」になる、そんな新しい循環を生み出します。


「REICHTUM」の目指す未来

「REICHTUM」のミッションは「エシカル消費の可視化」
具体的にどのように実現させていくのか。
構想の一部ではありますがが、「REICHTUM」では以下のような形でミッションの達成を目指します。

STEP1:まずは商品を購入する

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「REICHTUM」のECサイトでは、エシカルな商品を軸に商品展開を進めます。まずは良さを知って頂きたいという考えの元、作り手の想いやエシカルへの貢献度が見てわかるページの構成を目指します。


STEP2:消費履歴に応じてエシカルポイント(仮称)が貯まる
    &ポートフォリオを確認、シェアする

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自分が購入した商品は、どのくらいエシカルなのか。
例えば購入したTシャツに関して、CO2や水を削減することができた量に応じてポイントが溜まり、自分だけのポートフォリオが完成します。


STEP3:YELLtumシステム上のコイン、トークンに交換

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これまで多くのアパレル企業では、溜まったポイントは次回購入時に使用できるような仕組みが一般的でした。
「REICHTUM」では、溜まったポイントはYELLtum上で寄付・イベント参加券・限定商品購入チケット等の体験をして頂けるような新たな出口を作ります。

これまでは消費者と生産者の関係は極めて薄いものでしたが、そのように新たな関係の構築にも貢献できるような仕組みです。

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このようなプラットフォームを構築・運用することで、曖昧なエシカル消費を可視化し新たな循環を生み出すことで、持続可能な社会の基盤作りに貢献します。


業界の風穴を開ける存在に

「エシカル消費の可視化」を可能にするプラットフォーム「REICHTUM」を通して、新たな消費の循環や繋がりを生み出すことができます。
さらにより良い仕組みを構築し、「エシカル消費」を一時の流行りとせず、日常生活に浸透させていきます。
そしてこれを実現させることで、「REICHTUM」は真のライフスタイルブランドとして、業界の風穴を開ける存在になることを目指しています。

最後になりますが...
少しでも共感してくださった方、
是非クラウドファンディングで応援していただけると嬉しいです!

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