私たちは知らず知らずに光へ向かって歩いていた。

Twitterに書こうと思ったけど、長くなりそうだし、忘れないうちにここに書く。

昨日、友人と飲みに行ってきた。
彼女とは2年前、神社好きが集まるコンパで知り合った。
長らく連絡をとっていなかったが、今年の5月に別の友人から飲み会に誘われ、彼女に久しぶりに連絡をとったことから、ちょこちょこLINEをするようになった。

そのときから不思議だったのが、私がその飲み会に誘う前、彼女はふと「れいちゃん、どうしてるんだろ?」と思ったらしい。
また、私もなぜか彼女の顔が浮かんだので、飲み会に誘った。

それから5か月が過ぎ、私はふと「どうしてるんだろ?」と思ったところに、彼女から連絡が入った。
台風で延期になったりしたが、昨日ぶじに飲みに行けた。

2年前に知り合ったとき、私たちはどうしても奈良県にある『玉置神社』に行きたかった。
『呼ばれた人だけ行ける神社』といわれ、行けるときはトントン拍子に行くことができるが、逆に行けると決まっていても直前でトラブルが起きてキャンセルになってしまうという不思議な神社だ。
私たちは早速計画を立てたが、バスの関係で一泊しないと行けなかったり、山道なので自家用車の運転が困難だったり、互いのスケジュールが合わなくて結局断念したのだった。

それが昨日、彼女から「日帰りバスツアーを見つけた!」と聞き、うまく行けば来月にも行けそうだ。
なんだか『呼ばれている』気がした私たちは、この2年間を振り返った。
互いに婚活をしていて、自分を省みたり、自分の気持ちと向き合ったり、『結婚とはなにか?』を自問自答し、なんとなくだけどふたりの中で答えが出た。
出会ったころの私たちより、少し成長してるから許可がおりたのかな?と笑った。

きっと私たちが2年を経て、再会できたのも意味があるのだろう。
互いに「どうしてるんだろ?」と、思い出すことにも。
その意味を知るのはいつになるかわからないけど、きっとわかる。
悩んだり、苦しんだり、迷ったりもしたけど、ちゃんと自分の望むほうを向いていた。
暗闇の中を歩いていると思っていたけど、知らず知らずに光へ向かって歩いていたんだ。
私たちはこれからも、悩みながら前へ進もうと決心した。


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