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新しい『桃太郎』の共同制作から一週間。

【#152】20211129


人生は物語。
どうも横山黎です。


作家を目指す大学生が思ったこと、考えたことを物語っていきます。是非、最後まで読んでいってください。

今回は「新しい『桃太郎』の共同制作から一週間」というテーマで話していこうと思います。




☆走り始めた共同制作企画


僕は今、新しい『桃太郎』をnoteで共同制作しようという企画を進めております。どこか侵略者の印象を受ける桃太郎はこれからの時代、求められていないんじゃないか、そんな疑問から始まった物語です。多様な価値観を受け入れ、共に生きる道を選べる、強くて優しい存在こそ、新時代のヒーローなのではないか、僕はそう考えています。

ということで、「共生」をテーマにみんなであれこれ議論しながら、『桃太郎』を再構築することに挑戦しています。


基本的には僕の投稿する記事のコメント欄でやっていこうと思っています。感想や疑問、意見を頂いたら、僕は全力で返信させていただいています。


今回は、企画スタートから一週間が経ったので、これまでどんな記事を投稿してきたのか、どんな意見が出たのか、まとめておきたいと思います。これから初めて読まれる方の抵抗が軽減するように、丁寧に語っていこうと思います。




☆この一週間のまとめ


スタートから一週間と申しましたが、なんだかんだ10日間くらいありました(笑)
少し記事が多いですが、全ての記事を簡単にさらってみますね。

11/20
【次なる挑戦】noteで小説の共同制作やります。

全てはこの記事から始まりました。以前、僕は僕の身近な友達と一緒に短編小説を共同制作しました。その頃からぼんやりと「次はnoteでやりたいなあ」と考えていました。善は急げですから、さっさと始めちゃいました。どんな感じで、どうして共同制作していくか、基本的なことをまとめています。




11/21
新しい「桃太郎」をつくりませんか?


この記事で、共同制作を行う題材を紹介します。何度も口にしていますが、新しい『桃太郎』をつくろうというものです。現在最も普及している『桃太郎』は明治時代につくられたときからほぼ変わっていません。時代が変れば、求められるヒーロー像も変わるよね、と思って、「共生」をテーマに『桃太郎』を共同制作することを宣誓しました。



11/21
桃太郎のココ、おかしくね?【コメント募集】



11/21
今求められている『桃太郎』ってどんな話?【コメント募集】


上の二つの記事は、掲示板のような形で、コメントを募集しています。みなさんの自由な意見を残していってくださればなと思います。



11/22
note創作大賞2022に参加します!



この記事では、「note創作大賞2022」への参加を告知しました。新しい創作の形が求められているなら、「共同制作」もコンテンツになるんじゃないかと考え、noteで共同制作した『桃太郎』で勝負することを決めました。



11/23
昔の『桃太郎』は、桃から生まれなかった。


この記事から、『桃太郎』についての情報を共有していっています。これまでどんな『桃太郎』が描かれてきたのか、歴史を紹介しています。個人的には、調べていてめちゃくちゃ面白いんですよね。昔の『桃太郎』は桃から生まれなかった、とか「なにそれ!?」ってなりますよね。じゃあ、どうやって誕生するのか、真相は記事の中に。



11/24
僕が今ぼんやり考えている「新・桃太郎」


タイトル通り、僕のアイデアをまとめています。どんな流れになるのか、ちゃんと想像できていないんですが、こういう要素があったらおもしろそうだよね、こんなラストシーンがいいよね、みたいなアイデアの種をまとめています。



11/25
どうして岡山県は『桃太郎』の街なのか?



11/26
「桃太郎、俺は鬼ではないぞ」

上の二つの記事では、岡山県にまつわる『桃太郎』の話を共有しています。岡山県といえば『桃太郎』というイメージがありますが、いかにして『桃太郎』の街になったのか、その理由について迫っています。また、岡山県に伝わる桃太郎の鬼は、鬼じゃないんですよね。一風変わった『桃太郎』、めちゃくちゃ面白いです。是非、覗いてみてください。



11/27
【桃太郎】結局、鬼の正体は何なのか?


この記事では、鬼の正体について疑問を投げています。霊魂なのか、海賊なのか、人間なのか、はたまた神様なのか。これから作る新しい『桃太郎』にはどんな鬼を登場させればいいのか、これからも考えていきたいと思います。




こんな感じで、およそ一週間を駆け抜けてきました。まだまだ紹介したい『桃太郎』がありますので、これからも毎日共有していこうと思います!




☆いただいたコメント


それでは、これまでに頂いたコメントと、それに対する僕の答えを共有しておきます。



まず、共同制作に関してですが、「挿絵の担当をしたい!」という声をいただきました。Note創作大賞2022では、テキストに限らず、画像や動画、あるいはその融合も認めていますので、そのあたりも追求していけたらなと思っています。

現時点で、僕の考えをいっておくと、「イラスト」「写真」「イラスト+写真」の三つがあるなあと考えています。「イラスト」のメリットとしては、絵本らしさが出るかなあと思います。「写真」は、誰でも撮れますから、参加の敷居が低いかなと感じたりしました。「イラスト+写真」なら、どちらの良さをとることもできますが、まとまり感がなくなってしまうかもしれないなあと思いました。いずれの選択肢を取るにしろ、出来上がったものを見てみないことには何とも言えません。とりあえずこれからも考えていきまーす。




それから「新しい『桃太郎』」についていくつか意見を頂きました。子どもに読み聞かせをしていて、「鬼=悪」に疑問を感じていたという声をいただきました。

それに対し、「『人ではない鬼だから略奪して良い』という理由で成り立っているのだとしたら、『鬼が人』だったら退治する理由がなくなって面白くなりそう!」という意見が出ました。

僕を介在しない場でやりとりが生まれ、アイデアが洗練されていく様子がみられて、個人的にはにやにやしちゃいました。共同制作感を覚えたので。

このアイデアについてですが、鬼が何を象徴するのか、鬼にどんな役割を持たせるかによって、その正体は変わってくるように思います。「外国人」なのではないか、という意見も出ました。

「鬼の正体」についての記事でも語りましたが、外国人だろうが、霊魂だろうが、神様だろうが、何だろうが、そこに共通しているのは「得体の知れないもの」「理解し得ないもの」であるということ。僕もそこには意識を置いて、鬼について考えていこうと思いました。



また、どうして桃が川上から流れてきたのか、そこに言及するコメントもありました。さっくり言うと、桃太郎の母親が子どもを桃に入れて川に流したことにするというもの。

確かに、『桃太郎』の研究で、子どもの川流しを表しているんじゃないかという説は唱えられています。だから、あながち間違いではないんですよね。とにもかくにも、桃が川上から流れてくる理由はなおざりにしたくないなあと思いました。




次にこんなアイデアが生まれました。桃から生まれたという異常生誕を果たしたわけですから、桃太郎は神に近い存在であると考えることもできます。すなわち、「人間」と「神様」の中間に位置するといえます。鬼を「神様」とする考え方もあるので、これらのことをふまえると、桃太郎は「人間」と「神様」の仲介者になりえるのではないか。そしたら、桃太郎は鬼退治に行くのではなく、「人間」と「神様」を繋げるための行動を起こすヒーローなのではないか、そんな物語になるわけですね。




あとは、『桃太郎』は男子が主人公だけれども、女子でもいいかもね~という話題をふったところ、だったら名前は「桃姫」がよくないですか?という意見を頂きました。かわいらしいですよね。




とりあえず頂いたアイデアや意見はこんな感じです。
これからも引き続き『桃太郎』に全力投球でいきますので、力を貸してくださればなと思います。



「共生」をテーマに、『桃太郎』を一緒に作り直してみませんか?


興味を持たれた方は、是非、下のマガジンを覗いみてください。


最後まで読んで下さりありがとうございました。
横山黎でした。



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