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読書日記〜アイシールド21〜

気持ちが萎み生きることのみで精一杯。何だかんだ空気が入る。久しぶりに読書日記を書く。何の変哲もない今の読書日記。

私はもう何も駄目だと思う気持ち。漫画を一気読みする癖がある。今回の目標は昔大流行したアメフト漫画「アイシールド21/稲垣理一郎」運動全般、規律が分かるものが未だに1つもない位現実では通らず生きる。前、同原作者の「Dr.STONE」読む。大変感動。この作者の作る話、Boichi描くキャラがもっとみたいと思い手を出す。全37巻。規律も分からずに運動を追い続ける。長すぎる。最後まで夢中で読む。世間的想像での私はもっとヴィレヴァン臭い漫画を読む方がそれっぽい。実際ヴィレヴァンっぽい漫画も大好き。よく読む。褒め言葉としてのヴィレヴァン。勿論。世の中のフワッとしたサブカル女という印象より遥かに心の綺麗な人、生き様の格好いい人。頑張り、協力し、輝き生きる姿を見る。素直に大好きな人。少年漫画が結局何時も1番大好き。特に作者が原作をした両作はもう凄まじい。兎に角、生き様の格好いい男が山程出る。本作、Dr.STONE。それぞれ物理的には敵に劣る少年。頭脳、謀略を駆使し、時には悪魔顔で笑い戦況をひっくり返す。仲間、敵にも決して完全無欠者はいない。十人十色の個性を活かし合い、駄目な所を補い合う。1人の無敵人ではなく様々なカードを持つ最強集団へと仕上がる。知識の豊富な少年、閃きが凄まじい少年、狡い手を使うなら誰にも負けない少年、誰かを守る時にのみ強くなる少年、人の気持ちを鼓舞するのが上手い少年、地道な作業が得意な少年、何というか見たことのないレベルの器用さ。様々な能力を持つ人を適材適所で上手に活躍させ続け星座が繋がり光るよう鮮やかに目の前の壁を壊す。近い気持ちで大好きな漫画に同じくジャンプ連載をしている「暗殺教室/松井優征」そこでもやはり完璧じゃない人が自分の良さ、他人の良さを分かり合うことで力を発揮。そう。少年漫画が凄く大好き。此処まで細やかに誰も彼も彼らしさを捻じ曲げることなく活躍させる素語りはもの凄く頭がいい。物語の隅々まで見ていないことになる人がいないちゃんと探す。そう。誠実さがある。「Dr.STONE」単行本内の質問欄。漫画内で特に頭がいい5人のキャラのうちで最も頭がいいのは誰?質問に対し作者は種類が違うのみと答え十人十色のキャラの特化した所を並べる。発想力、決断力、思考力、策謀力、洞察力。何ていい漫画、いい信念の元に作られる。ひっくり返る。頭の良さは試験点数、真面目さは遅刻回数、性格の良さは明るさ、内申点で決められる少年時代。この漫画があってくれたらどんなに良かった。今少年期を生きる子はこれが少年時代に読める。素晴らしい。本作で組織司令官を務める策謀家のヒル魔が素晴らしい。恵まれない体格、身体能力を圧倒的な研究、案、策略で保護しどんな戦況下でも相手に感情を読まれないよう表情、態度を自在に操る。「もっと身体能力に恵まれてたら」と言われた時「ないもん強請りしてる程暇じゃねえ、あるもんで最強の戦い方を探ってんだよ、一生」と返す。この言葉こそ一生大事に持っていなきゃ。私はあまりに弱く何か不可能なこと、届かないものがある時に生まれ持つ何かが足りないせいと直ぐに落ち込む。足りるはよく考えたら何。何処まで行っても完璧はない。無敵の人はいない。いるように見える。本人。そう。見えるように振る舞うのみ。

今日小林と久し振りに会い、話す。丁度話になる。コロナ禍は金持ち、有名人、いい人、悪い人にも平等に混乱を齎す。よって様々なことが浮き彫りになる中で始まる。行動したいのに不可能な状況中で燻る何かをぶつけるよう切迫した思いを懸け、強い思いがあり応募した子もいる。中には凄く有名人もいる。今初めて出会う人も沢山。十人十色何か多かれ少なかれ思う所があり行動。不思議でいて唯一の確かなことはどんなに有名人、金持ちな人でも自身の人生を愛しているか如何か、現状に満足し満ちているか。幸福か如何かは決して未保証。如何しても世間的な見え方は金、知名度がある人が何かを更に求めることは贅沢として批判。本当は人が幸福で満たされているか如何かはどんな外側の状況からも判定不可能。足りるは何がどの位足りたら足りる。金は幾ら貯金していたら足りる?顔はどの位?何人に綺麗と言われたら足りている?友達は何人?応援者数は?1週間中充実している日は何日位あれば私は幸福な人?幾らでも考え、考えたことの価値は幾ら考えても直接幸福については意図的関与不可能。気付いたことの1点。愛、自由が幸福を運ぶなら何かが足りない。嘆き背を向ける行為。大体一体何から逆算し足りないと感じる。本当にあなたの物差しで測った?そう。疑問は湧いても今はそれより何か焦燥感を抱く全ての人を隣人のよう愛おしい。私も自分の欠片の形ばかり確かめる夜がある。夜に月が満月を描いていると持久走大会で咳をするうち友達に追いていかれた時の寂しい心地。そう。誰かの命が燃える所をちゃんと見たい。願う。誰かの火を見て私も燃えていることを思い出す。誰とも戦う気も勝つ気もない。人気を競い合う今の仕事にはやはり私は向いていない。よく分かる。今は如何か流れの早い世界に飛び込む瞬間に身動きの取れない理由が山程付き纏う。どんなに焦ってしまう人がいても心の奥で味方。そう。あなたが求める何かが本当に手に入るものか如何かは分からない。如何でもいい。手を伸ばすことが眩しい。手の角度が報われるか否かどちらにしても最後。あなたはあなた。愛せるよう祈る。今、焦燥中、長靴もなくスニーカーで泥水上に立ち歩く全ての人に身体についた泥さえも味方してくれますよう。

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