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自分の中に毒を持て

本日は最近読んだ本の中で、自分の生き方について改めて考えさせられる一冊があったので皆さんにもシェアできればと思います!

今回ご紹介するのは岡本太郎さんの

自分の中に毒を持て〜あなたは〝常識人間″を捨てられるか

という本です。

タイトルからとてもインパクトがありますよね!

読む前から自分の中に毒を持つって何だろう?って、すごく気になってました。

今回はこの本を読んでの感想という形で私自身のアウトプットの意味も含めてお伝えできればと思います!

•自分自身の最大の敵は他人ではなく自分自身

これは本書の中で述べられていた言葉です。

私はこの言葉が自分の中では特に印象的でした。

皆さんは何か辛いことや思い通りにならないことがあると、ついつい自分が置かれている状況や環境のせいにしてしまうことはありませんか?

また、周囲の状況に甘えて生きていく方が楽だからと、厳しさを避けて楽な生き方をしようとしてしまうことはありませんか?

私自身もつい誘惑に負けてしまったり、自分ではこっちの道を選択した方が自分の成長には必要だと分かっていながらも、そのリスクに気が引けて安全なもう一方の道を選んでしまうことがあります。

しかし、そんな時こそ、そんな自分を敵だと思って自分自身と闘い、たとえ結果が思うようにいかなかったとしても、そこに自分自身がどれだけ打ち込めたかが大切なのであって、中途半端にやったり、やりもしないで決めつけることが1番良くないということに気づかせて貰いました。

まずはやってみるという意識がとても大切ですよね。


•芸術は爆発だ

皆さんは、芸術と聞くとどのようなイメージを持たれますか?

人それぞれ持たれるイメージは違うと思いますが、岡本太郎さんは芸術を生きることそのものであると捉え、人間として最も強烈に生きる者、無条件に生命をつき出し爆発する、その生き方こそが芸術なのだと話されていました。

また爆発というと、私は何かこう大きな音が響いて物が飛び散り、周囲を破壊するようなイメージだったのですが、

本書では全身全霊が宇宙に向かって無条件にパーっとひらくことであるとのことでした。

最初それを読んだ時はいまいち理解ができなかったのですが、噛み砕いていくと、自分がどういう役割を果たせるのかなどを色々考えたり、そういうことで自分を貫こうとするのではなく、本来人は瞬間瞬間を目的も無く、無償で自分自身をさらけ出すものであり、それが爆発でもあり、いのちのあり方なのだと理解しました。

芸術は爆発だ、ってあまり聞き慣れないフレーズなだけにすごく新鮮であり、その言葉に秘められた想いはとても深いものでした。


•自分の中に毒を持て

私はこの本を通して、自分の中に毒を持てということがどういう意味なのかを自分なりに考えてみました。

それは今こうして生きているこの一瞬一瞬や、自分の置かれている環境を当たり前だと思わず、常に自分の行動に疑問を持ったり、緊張感を持って生活することなのではないかと思いました。

それが先ほどの自分自身の最大の敵が自分自身であるというところにも繋がってくるのではないかと感じます。


この本は、自分自身の生き方や現状を見つめ直したいという方にはぜひ読んで頂きたい一冊になっていると思います!

気になった方はぜひチェックしてみてください(^^)




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