【摂食障害】きっかけは恋でした。
大変お久しぶりです、レイです。
YouTubeを観たり風テラスの方とお話したりの1日。
今週も土曜日が終われば休日が来る...と思っていても、突発的に今日を休日にしてしまったり。
そんな毎日を飽きるまで堪能します。
LINEも身内以外は文章を考えるのに頭を使うので、返信出来ない状態でしたが、まずはnoteから克服。
コメントやスキ、ありがとうございます。
のんびりですが文章に慣れていってから、お返しします。
ごめんなさい、お待ちくださいね☺️
過食嘔吐は保健の授業では語られず
【摂食障害】という言葉があります。
過食嘔吐もそのひとつです。
私も多分絶対、過食嘔吐です。
その言葉を知ったのはネットで
当時、アパートで一人暮らしを始めた私は、自分の見た目を自分では把握していなくて
全身を鏡で確認せず生きてきたものですから
「155センチの身長に対して、体重が55キロある」
という事実を知るのは体重計を買ってから。
実は高校生の頃にその言葉を何となく知りましたが、自分とは無縁だと思っていました。
間違っても学校の授業で語られることは無かったです。
今日は摂食障害に至った経緯を書きます。
それは、他人との比較から生まれた衝動的な行動でした。
他の女性との容姿の比較が始まり
きっかけは正直、性的な問題でした。
見ず知らずの他の女性との容姿の比較でした。
当時初めて付き合った彼氏が、付き合って3ヶ月も経たずに身体的な意味での浮気をしているのを知りました。
何故だろう。
出会い系でも本気でも「浮気相手」って聞くと、自分の中でその女性を美化してしまうんですよね。
多分、相手は痩せているだろうとか綺麗だとか。
浮気される=自分に非がある
性格の不一致だけならまだしも、自分の容姿まで卑下してしまうのですから、本気の恋でも風俗でも、どんな浮気の仕方であれ、された本人はやっぱり辛いのです。
レスと浮気を私が放置したから
18歳の夏。
私は専門学校のインターンシップで日中は外出しており、帰りに野菜をスーパーで買って帰りました。
たしか、その前の日に中華料理屋で食べた野菜炒めが美味しかったのです。
恋愛は本当に人を痩せさせます。
突然、全力で頑張れる瞬間が生まれるのです。
【野菜ダイエット】です。
1週間ずっと、味付けは何でもアリの野菜炒めです。
ご飯代わりに豆腐だけ食べることで確実に痩せました。
そのときは彼の家がインターン先に近いからという理由で半同棲でしたし、頭の中にはダイエットの神様が降りてきていました。
18時以降は何も食べず、その生活が幸せでした。
ですが、ある日帰宅して彼の机に物を置くと
その拍子にマウスが動いて、パソコンの画面が明るくなり
何かよく分からない動画が表示されました。
彼の家そっくり...いや、間違いない。
彼の部屋の天井には、カメラが仕込まれていました。
盗撮でした。
見ると、天井には何か黒い機器が設置してあったのです。
当時の私は「体の浮気」も「心の浮気」も一緒だと思っていたので、これはクロ。
完全なる浮気だと察知しました。
盗撮された相手が私ならまだいい。
18歳の私、この状況に対して素早く順応していました。
冷静にこのことを理解していました。
だがその相手は、私ではなかった。
誰か知らない女性だった。
私より遥かに年齢が上だった。
さすがに盗撮された見ず知らずの女性に同情した。
けれども、実はこのときはショックは受けておらず
「相手は私より歳上だから少しのミスも許される」
と勘違いしていました。
ーー自分に言い訳?
ーーでも、私は恋愛も世の中も全然知らないんだもの。
ーー男って所詮はそういうものでしょ。
自問自答して心を沈めました。
あぁ...あの頃の私は本当に優しすぎた。
何故このとき問い詰めなかったんだろう。
彼にパソコンの動画のことは何も言わず
天井の黒い機器のことは軽く尋ねてもはぐらかされ
夜の営みは「私の初めて」から早くも1ヶ月で途絶えて
恋愛とはそういうものである。
という自分の解釈で秋が過ぎ、この一件を忘れ去った頃、私は2度目の浮気を目撃し、別れるに至ったのですが。
天井の黒い機器やパソコンの盗撮動画を発見しても、私が何も言わなかったから、あの頃はそのままずっと浮気行為は続いていたんだろうな。
浮気には「相手」が存在するという当たり前のこと。
後から発覚したのですが、実は出会い系の相手でした。
夏、この頃から私は自分の容姿を気にし始めたのです。
恋愛は互いにひとりだけ、なんて甘かった。
他の女子生徒を「可愛い」と言われて
18歳の私は秋になると進路に悩み
(この後大学に編入することになるのですが)
学校生活における人間関係が上手くいかず
彼氏というものは、私にとっていちばん近い存在で
どんな状況でも味方になって欲しい人でした。
ですが、彼の仕事の立場上そんなわけにもいかず
私は当然、他の生徒と比較され、成績を付けられる立場で
決してそれを理不尽と思ってはいけませんでした。
でも正直、彼の授業における私の成績が他の子より低いとその度に腹を立てて嫉妬しましたし
サボっちゃいけない、休んじゃいけないという授業の意欲に対するプレッシャーや圧力もありました。
何より、授業中に指摘され辛いです。
それでも、彼から特別扱いされていたのは事実です。
他の子と違う課題を渡され
彼が出した課題なのに一緒に取り組んでくれて...
これ以上求めては罰が当たると本気で思っていました。
ある日
クラスの中に小さくて可愛い女の子がいました。
冗談のつもりでしょうが、彼は帰宅後に笑いながら彼女について「可愛い」「3人でしよう」と私に言いました。
それだけなら良いのですが
当時の私は「性行為」「風俗」「浮気」「複数プレイ」
などという性的な言葉が生々しくて嫌いでした。
だから、自分とはしてくれないのに、どうしてそんな発言は軽々しく出来るんだろうと。
そして更に、彼は海外の留学先で出逢った日本人女性とラブホテルに行った話をされました。
ーー私とは結局別れるまで一度も行っていないのに。
ーー思い返せば私は可愛いと言われた事がなかった。
そのとき、私の中で何かがプツンと切れたように、私は夜な夜な彼の前で泣き続けました。
ごめんね、と謝ってくれましたが、結局過去の彼女と比較されたり冗談で性的な発言をするのはやめませんでした。
とはいえ、話を勝手に盛り上げたのは私です。
どんな子だったんですか?とか色々と質問したのは私。
痩せていたら浮気されないという考え
原因解決を模索した末のダイエットでした。
浮気やレス➡︎自分に飽きた=自分の容姿や性格が悪い
と話し合いもせずに勝手に結論付けていました。
その頃から、私は自分の体型を異常に気にし始めました。
たしかに自分は痩せてはいない。
体重計で測ると、やっぱり過去最大の体重でした。
その間にも様々なダイエットをしましたが、そのときに知ったのです。
私は何気なくネットで
【痩せたいけど痩せられない】
【楽して痩せるには】
と検索しました。
その当時、大食い番組が流行っていました。
【大食い大会の裏側が悲惨すぎる...】のようなタイトルで動画もアップされていました。
「食べ過ぎたら下にバケツが置いてあって吐いてリセットする」行為が存在するのを知りました。
本当かは分かりません。
しかし、そこで【吐いて痩せる】を知りました。
また、過食嘔吐ではなく、拒食症の女性について世界仰天ニュースが放送されていて、危険だという内容だったのですが、私にとっては斬新で納得できるものでした。
当たり前に気付いたのです。
たしかに。と腑に落ちた感覚でした。
食べて吐くなんて、熱出た小さい頃に何を食べても、嫌でも吐いてしまう自然現象かと思っていました。
けれど食べたものを外に出すのは理にかなったというか、
【食べたことそのものを無かったことにする】
つまり最終手段だと感じました。
過食嘔吐のプロになる
19歳の頃、私は過去最低まで体重が落ちました。
見た目も細かったのです。
はじめの頃は恐怖が勝って吐けず
軽くえずいても何も出ず、「お願いだから吐きたい...」とすがるように、咽び泣きながら頑張っていました。
いつしか、歯で手の甲を噛んでまで、吐き出せるようになりました。
ダイエットマスターになったつもりでした。
健康的だからとスープを作っても、結局見た目だけ料理。
脂肪燃焼スープが流行りましたが、作って飲んでも吐く。
スープは駄目です。
体重計に乗ったときに水分で体重が増えたと勘違いして、更には炭水化物ではないので吐きやすいから。
克服できないんです。
まるで痩身エステのように
食べる前、食べた後、吐いた後に前後に体重計に乗り、吐いた後に体重が食べる前と同じでないと、意地でも元に戻るまで粘る。
これが現在も続くのですから、もう依存症です。
これでも頻度はだいぶ減りました。
自覚症状は体ではなく心の不調
実は、意外にも私は吐きだこは出来ませんでした。
顔も浮腫みませんでした。
ですがクラスメイトに同じ摂食障害の子がおり、その子は逆流性食道炎で喉が腫れていました。
正直、いいなと思いました。
目に見える形で病気を誰かに認知されて、治す為の治療も出来て羨ましいと何度も思いました。
一方、私はひとり隠れて毎晩吐きだこを作ろうとしていたのですから、何が目的かすっかり見失いました。
メンヘラという言葉がマイナスで捉えられがちですが
ーー人に危害を加えて世間の注目を浴びたい
ーーリストカットして彼氏に心配されたい
と言う人の気持ちが理解できるようになりました。
結局、当時の彼に知られることはありませんでした。
摂食障害はまだ良いとしても、発達障害のことも何ひとつ彼には言えないまま別れましたから。
ダイエットに挫折した私の最終手段でもあります。
摂食障害の私が、パーソナルジムや痩身エステに行って
「サラダチキン食べてくださいね」
「コンビニではなくて自炊してくださいね」
と言われるのが大嫌いな理由はそこにあります。
通うのを辞めました。
でも摂食障害は単なるダイエット戦争では無いのだなと。
自分の人生と繋がって、波紋のように広がって
自分自身が向き合うべき様々な問題が浮かび上がってくるのだと実感しています。
またいろいろ書いていこうと思います。
個人的には摂食障害は悪いことではないと考えます。
けれど、突発的に購入して食べた後の後悔と罪悪感は思い返すと涙するものがあります。
だからまずは残さず食べることから始めています。
食べた後は何をしてもいいから、もぐもぐ食べてと自分に言い聞かせます。
ここまで読んでくださりありがとうございます🌼
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