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社員のことを大事にしている企業の見分け方

私は心理カウンセラーとして活動する前は、人材紹介会社、人材派遣会社にいました。その中で社員ことを大事にしている企業とそうでない企業の違いってどこにあるんだろうと考えていました。

答えは福利厚生ですね。福利厚生といっても内容が充実しているかどうかではありません。社員のことを考えて作った福利厚生であるかどうかです。

例えば社員旅行。最近では少なくなっていますが、社員旅行を福利厚生として大々的に求人ページで謳っている企業ってありますよね。そういった企業は危険です。理由は1つ。社員旅行は社員のために考えた福利厚生ではなく、社長の夢を叶えるためであることが多いです。他にも色々なサークル活動なども同じことが言えますね。

福利厚生はベクトルが社員に向いていなくては意味がありません。近年メンタルヘルスシステムを導入する企業も増えていますが、ただ単に会社のアピールのために導入しているのでは良い会社とは言えません。そういった会社は実際にメンタルヘルス上の問題が出てきた社員に対しては、冷たい対応をされてしまう可能性が高いです。

福利厚生が少なくても社員1人1人の幸せを願って設けたものであれば、福利厚生が充実した良い会社となります。どのような福利厚生があるかではなく、どのように福利厚生が使われているか、ですね。

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