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【リハス社員インタビュー#2】サビ管の資格を知り、医療から福祉の道へ 作業療法士の資格を活かした新しい挑戦

みなさんこんにちは!
株式会社リハスです。

今回は【リハス社員インタビュー】をお届けします!

リハス社員インタビューとは

前回よりスタートしましたリハス社員インタビュー。
こちらは、リハスで働く社員にインタビューを行い、なぜ当社に入社し、現在どんなことを行い、これからどんなことを目指していくのかに迫ります💡

▼第1弾はこちら

今回第2弾は、現在障害福祉サービス事業部にて就労継続支援B型事業所リハスワーク豊島でセンター長を務める神山さんです。


神山(かみやま)さんプロフィール:
大学卒業後、作業療法士として老人保健施設と病院(療養病院)で勤務。
サービス管理責任者の仕事を知ったことをきっかけに福祉領域に興味を持ち、2023年に株式会社リハスへ中途入社。現在は作業療法士のキャリアを活かしながら就労継続支援B型事業所のセンター長として、活躍中。


セラピストとして福祉の分野にとびこんだ私の挑戦

―医療から福祉への転職について、抵抗感はありましたか?

抵抗感は特にありませんでした。挑戦するのが私はすごい好きなので、抵抗感がなかったんですけど、どういう場所なのか全然知らないまま福祉業界に飛び込みました。あまりにも知らないまま入ったので、今後どうなっていくんだろうという楽しさもありましたが、不安も少しありましたね(笑)


―リハスを知ったきっかけは何でしたか?

サビ管(サービス管理責任者)について知り合いに教えてもらい、初めてそういった職種があることを知りました。とはいえ、あまり知らなかったので「サビ管」について色々と調べていくうちに「サビ管という仕事をやってみたい」と思うようになっていました。

そして、X(旧Twitter)で「セラピストでサビ管を取っている人っているのかな」とつぶやいたことがきっかけで、縁があってリハスと繋がっていったんです。


―リハスに決める時に、他の事業所と比較したり悩んだりしましたか?

全く悩まなかったですね(笑)次のステップに進みたいなという気持ちはあったんですが、転職しようという気持ちにはまだ至っていませんでした。でも、実際にリハスの話を聞き、リハスワーク豊島に見学に行った時に「挑戦してみたいな」という気持ちになり、セラピストとして飛び込んでいく形になりました。見学に行くまではまさか自分がここで働くことになるとは思ってなかったです(笑)


―初めて豊島を見学に行った時に受けた印象を教えてください。

リハスのスタッフとお話しした時、いろんな熱い思いが伝わってきて、私が描くビジョンと似ている部分がありました。実際にリハスワーク豊島を見た時、ご利用者様が自立して様々なことをやっている姿や、熱い思いを伝えてくださったことが、私のやりたいビジョンと似ていると感じ、働きたいという気持ちが強くなりました。

また、過去に支援や施設の立ち上げを経験して、様々なことを自分で決められるのがすごく楽しかったので、また新しいことをつくりあげていくことをやってみたいという思いがありました。


―リハスのビジョンについて、神山さんがマッチしていると思う点はありますか?

リハスワーク豊島では、ご利用者様が自立して自分で動いていくところが特徴的です。リハスワーク豊島は一般企業への就職率が高く、本当に自立して自分で頑張っていこうという思いがあるご利用者様が多い印象を受けました。私もそんなご利用者様のご支援をしたいという思いが強く、一緒に目標を考え、就職や生活の安定に繋げていきたいと思いました。

福祉での学びを大切に、ご利用者様が目指す本当の目標に向けて、皆が自由に意見を出せる事業所をつくりたい

― 実際に働いてみて、やりたい支援や職場環境についてどのように感じていますか?

そうですね、本当に医療分野で働いた時とは全然違うなと感じることがたくさんあります。例えば、医療分野では介助をする場面も多くありますが、ここではどうやったらその方が自立してできるかを一緒に考え、その人の可能性を見出してあげることが大事だなと感じています。これは障害福祉に来て一番の学びになっています。


―医療分野と障害福祉分野での経験の違いについて具体的に教えてください。

医療にいた時は、面談やご家族の支援はありましたが、ご利用者様が仕事として行う生産活動を企業とやり取りをして獲得するような業務はありませんでした。今は新しく企業への営業の業務なども含めて、様々な経験ができていることが自分の成長につながっていると実感しています。

また、リハスワーク豊島ではスタッフとしてセラピストや資格がない方も含め、様々な人が働いていて、皆が自由に意見を出せる雰囲気があります。これは一人が上に立つのではなく、みんなで意見を交わして事業所をつくっていくというリハスならではの特徴だと思います。


―リハスに入ってから、支援員からセンター長としての業務に変わりましたが、センター長としてのやりがいはどのようなものがありますか?

支援員の時からご利用者様のことを一番に考え、その方の目標に沿って支援をしていきたいという気持ちは強かったです。これはサビ管になっても、センター長になってもずっと持ち続けたいと思っています。

支援の場面では、ご利用者様のモニタリング面談を行うなかで、もともとネガティブだったり、物事を拒否することが多かったご利用者様が、今では信頼関係が深まり、色々なことを話してくれるようになり、就職を目指すようになったという変化を見られて嬉しく思います。このような支援を今後も継続していきたいです。

センター長としては、事業所の方針としてご利用者様の強みを見出し、自分の目標を持って自立して生きていける施設にしたいと思っています。また、皆が自由に意見を言える環境で、楽しく仕事ができる事業所にしたいです。皆の意見を聞きながら、みんなで事業所を良くしていくことが大切だと思っています。

地域でのご利用者様の活躍の場を広げていきたい

―現在のセンター長としての仕事は楽しいですか?

センター長の業務にはまだ慣れていないので大変な部分もありますが、慣れてくればもっと楽しくなると思います。支援員と協力し合いながら仕事を進めていくことで、みんなが楽しんで仕事ができるようになると思います。


―今後センター長として力を入れてやっていきたいことはありますか?

リハスワーク豊島は豊島区にあるので、地域で繋がりをつくり、リハスワーク豊島をもっと発信していきたいと考えています。

リハスワーク豊島のご利用者様ができていることや、やっていることを皆さんに発信し、障がいを持っている方が活躍している姿をどんどん伝えていきたいです。頑張っている方々がこんなにもいろんなことができるんだということを、多くの人に知っていただきたいですね。施設内の作業だけでなく、老人保健施設やシェアハウスの清掃など、施設の外でも様々なことができる方が多いので、そういった活動を発信していければと思っています。

障がい者の方がこんなにもいろんなことができるんだということを知ってもらうことで、新しい生産活動や施設外の作業など、もっと支援が広がると思います。地域と繋がることによって、障がい者の可能性がもっと発展し、活躍の機会が広がるのではないかと思っています。


―神山さんが支援において大切にしていることはなんですか?

そうですね、ご利用者様に対しては、その方の不安や本当の目標をしっかり聞くようにしています。就職したい、生活を安定させたい、工賃を稼いで美味しいものを食べたいなど、小さな夢でもその夢に向かって一緒に目標を達成できる支援をしたいです。一人一人の方とお話しする時間を大切にし、本当の目標に繋がる支援を続けていきたいと思っています。

作業療法士という専門性を活かしてご利用者様の可能性を引き出したい

―神山さんの強みやこれまでの経験がリハスでどう活きていると感じますか?

強みでいうと、私は人見知りをしない性格なので、いろんな方とお話ししたいといつも思っています。例えば、人によっては拒否感のある方や少し引っ込み思案の方に対しても、積極的に話を聞きにいきます。医療系で働いていた時も、患者様からも拒否感があまりなく、どう話せば伝わるかを考えながら関係性を構築してきました。こうした経験が、リハスでの支援にも活かされていると思います。


―OT(作業療法士)としての経験やスキルがどのように生かされていると感じますか?

そうですね、身体障害の方もいらっしゃるので、これまでにポジショニング設定や環境設定をしていた経験が役立っています。例えば、就職に向けて職場の環境を設定する際、椅子にクッションをつけてポジショニングを調整したり、就職先でも適切な環境を整えるようにしています。また、全盲の方が来た時も、その方ができる環境を提供し、段ボールで目印をつけて工夫するなど作業療法士としての経験を活かして環境設定を行いました。

ご利用者様が変わっていく姿を見られることがこの仕事におけるやりがい

―嬉しかったエピソードがあれば教えてください。

印象に残っていることは施設外就労で老人保健施設に行っていた時のことです。最初は私と支援員1人、ご利用者様7人ぐらいで行っていたんですが、フォローが必要な状態でした。それが今では、ご利用者様自身がリーダーとなって動けるようになり、私がフォローしなくても皆さんで仕事ができるようになっています。

老人保健施設に行っているご利用者様は、最初の頃と比べて全員成長しています。特に20代の手話を使う方が福祉の仕事を諦めていたのが、今では集中して作業できるようになりました。また、脳梗塞後遺症で失語症の方も、老人保健施設に行くことで話す機会が増え、報告もできるようになり、自分でハローワークに登録し就職を目指しています。皆さんの変化を見ることができて、本当に嬉しいです。


―ご利用者様の変化について、神山さんが特に力を入れて支援していたポイントはありますか?

最初の頃は、支援員1人と3人のご利用者様と分かれて掃除やゴミ出しなどをしていました。その中で全員のところを確認し、一人一人に「今どうですか」と声をかけ、必ずフォローするようにしていました。体調が安定しない時や不安がある時は、寄り添って話を聞き、その場でその日のうちに解決するように努めていました。このように、不安を解消しながら支援を続けることで、皆が継続して通えるようになったのだと思います。

楽しく自由にやっていくのが私のスタイル

―最近プライベートでハマっていることはありますか?

サウナですね!最近では、水曜日はサウナの日にしようと思っていて、この前は事業所の近くの巣鴨湯に行きました。今週は横浜に出張の予定があるので、横浜のサウナを調べて後輩と宿泊して行こうと話していて、そういう楽しみを入れつつ仕事をしています。


―大変な日々の業務を支える神山さんの力の源は何ですか?

「抱えないで楽しく自由にやっていく」というのが私のモットーです。ストレスをあまり考えずに、みんなで話し合って楽しくやっていくのが一番だと思っています。

また、ご利用者様が変わっていく姿や、笑顔で「あなたのおかげで変われた」という言葉をもらうと、頑張って良かったなと思います。そういう支援を続けたいです。また、センター長になるにあたって、ご利用者様から「あなたがセンター長で良かった」と言ってもらえることが、私の頑張りの源です。

ご利用者様の可能性を見出す施設をつくりたい

―神山さんのこれからのリハスでの目標は何ですか?

目指す事業所像として、ご利用者様が自分の目標を持って就職を目指したり、生活を安定させたり、小さな夢に向かって自分の強みを活かせるように支援していくことを大切にしていきたいです。ご利用者様の可能性を見出しながら、みんなで一緒に作り上げていく事業所を目指していきます。

また、業務に追われるのではなく、。プライベートと仕事を両立し、楽しい事業所を作りたいです。経験や資格がなくても、挑戦する気持ちや一緒に頑張る気持ちがあれば、多くの経験を積むことができる環境があると思います。


―リハスでの経験を経て、最終的な目標や大きな夢はありますか?

私の一番の目標は、高齢者や障がい者のために、自分の居場所を作れる施設を運営することです。好きなことややりたいことを活かしながら、ご利用者様の強みや可能性を見出せる施設をつくりたいと思っています。

例えば、脳梗塞でパチンコができなくなったご利用者様が再びパチンコを楽しむためにリハビリをしたり、その道中でラーメンを食べるために義歯を作ったり、最期には「人生楽しかった」と言ってもらえるような施設が理想です。そんな施設を運営することが私の夢です。


いかがでしたでしょうか。

医療の道から福祉の道へというキャリアチェンジでしたが、医療の道を経験している神山さんだからこそ専門性やそれに紐づく思いというのが支援に活かされているように感じます。

今後の活躍にも期待大です!


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