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【リハス】木の商品ができるまで

皆さんこんにちは!
株式会社リハスの塩浦です。

弊社では事業の1つとして「就労支援」事業を行っています。
就労支援では就労継続支援A型、就労継続支援B型、就労移行支援と展開をしているのですが、

そのうちの就労継続支援A型「リハビリ型就労スペース「リハス」」と就労継続支援B型「リハスワーク」が生産・販売している主力商品の1つが❝木の商品❞になります。

木のハガキ
木のしおり

これら商品の特徴としては、弊社の本社が拠点を構える石川県の県木である「能登ヒバ」を使用した商品となっています。能登ヒバの香りにはリラックス効果が認められており、部屋の消臭・芳香剤としても有効で優しい木の香りが心を癒してくれます。

そういった木の商品を、精神障がい、身体障がい、発達障がい、知的障がいなど様々な方々と共に「デザイン事業」として行っています。


それでは一体どういう工程で制作しているのでしょうか。
工程別にご説明していきます。


1 イラスト

イラストは障がい者の皆様によって描かれたものを使用しています。手で描いたり、パソコンを使って描いたりしています。それぞれの強みを生かし、様々なデザインのハガキを作っています。

2 材料

綺麗な木目と豊かな香りが魅力の木の紙は、「能登ヒバ」から生まれたものです。石川県の県木「能登ヒバ」は、能登地域に植えられる石川県独特の樹種です。昔から建材としてはもちろん、木工品などにも使われてきました。

3 制作→印刷

木の紙はそのままではハガキとして使えません。0.2㎜と0.3mmの木を貼り合わせ、印刷可能なサイズにする工程があります。この工程では、器用さが求められます。

4 加工

印刷された木の紙を加工していきます。ハガキ、しおりそれぞれ適正サイズにカットをしていきます。

5 袋詰め

最後に袋詰めをして完成です。パッケージのシール貼りや、パッケージに案内メッセージを入れる工程、店舗様への納品も障がい者の皆様が行っています。

▼参考サイト


いかがでしたでしょうか。

1つの商品をつくる中で、これだけ多くの工程と、
人が関わっており、1つ1つ丁寧な作業でつくられているのです。

ハガキやしおりなどはもちろん商品としても機能性があります。
ただリハスでつくられている木の商品はそれだけではありません。

その事業所がある土地の観光地や特産品、また納品先の特徴を模したデザインを木の商品に入れています。

従ってしおりやハガキを見ることで、そのものの機能としての便利さだけでなく、それを買った場所のことを時間が経った後でも思い出に耽ることもできます。


私たちが行っているのは、
一般的な「ものづくり」の範疇を超えた、
購入してくれた方の「思い出づくり」でもあります。


皆さんもぜひお近くのお土産屋さん等で目にしましたら、ぜひ手に取ってみてください!


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