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健康研究から考える療法士の今後

relief OTです。
今回の記事ではこちらの本をもとに、私の主観を交えて「健康研究」から「療法士の今後」「療法士の働き方」などをお伝えしていきます。

1.百寿者の特徴

この本ではまず、
百寿者=100歳まで生きている方
の健康状態を調査した研究が紹介されています。

【対象】
百寿者300人
【内容】
健康診断、血液検査、身体や活動の特徴を調査
【結果 】
✓高血圧や骨粗鬆症など97%の方々は何らかの疾患を患っている
✓しかし、糖尿病を患っている方は少なかった
✓60~70代では15~20%糖尿病を有しているといわれているが、
百寿者では6%
✓動脈硬化が少ない
✓肥満体形が少ない
✓好奇心旺盛の人が多い(性格診断でいう外向性:行動的・社会的な身体特性)

長生きである方の特徴として以上のようなことが報告されている。

他の研究ではスーパーセンテナリアン=110歳まで生きている方を対象にした研究では、85歳以上の方と比較して糖尿病・高血圧が少ないことが報告されている。

百寿者から超百寿者研究へ - ヒト長寿科学のご紹介・研究 - より引用

つまり、糖尿病を予防すること、高血圧を予防すること健康や長生きに直結する可能性があると考えられる。

ここで理解しておきたいことは糖尿病と筋肉・筋力との関係性である。

〇インスリン抵抗性
〇高血糖による筋委縮・筋力低下

の理解は重要と考えるため、お伝えしていきます。

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