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『これやっちゃうと嫌われる行動』まずは信頼されようという話

作業療法士のかずさんです!
最近暖かかったり寒かったり…体調に気をつけましょう!

今日は私が思う『看護師さんに嫌われる行動』を話していきたいと思います!新人さんにも大事な話になるので、最後まで読んでください!


■ 看護師さんは多重業務

我々リハスタッフも患者さんのリハビリや書類業務など、大変です。しかし、どうみても看護師さんの多重業務には勝てません。

リハビリは1~3単位(20~60分)で個別に行われますが、看護師さんは1対〇人という複数を同時に見る事が多いです。

さらに手術の準備や退院処理、バイタル測定など多岐にわたります。しかも途中でトイレ誘導やナースコール対応、主治医への指示確認などダブルタスクどころではありません。

最近は"タスクシフト"が注目されてますね。課題はかなり多いでしょうが、少しずつ実現してほしいですね!

■ 嫌われる行動

…さて、ここからが本番です!
リハ介入するにあたって情報収集は必須です。しかし、いかにカルテから情報をとっても漏れは必ずあります。その時に大事になるのが、その日の受け持ちの看護師さんに状況を聞く事です。

「え…やってますけど!?」と言われそうですが、出来てない人が多い!
リハ前、看護師さんに聞くセリフNo.1が

『○○さんのリハ入ってもいいですか?』

ではないでしょうか?
悪いわけではないですが、ちょっと不十分です。看護師さんは複数の患者さんの情報が頭の中にあります。その時点でキャパオーバーなので、聞き方を工夫する事が大切です!

『○○さんのリハ入ってもいいですか?』×
ではなく…
『○○さん、夜勤帯で発熱してますけど検査予定とかありますか?』
と聞いた上で、看護師さんが受けている主治医の指示を確認します。

『じゃあリハでも先生に確認してから介入しますね!』

私はこんな感じで看護師さんに話しかけてました!(全部ではないですが)
さらにリハビリ終わったあとの状況も報告すれば、看護師さんも安心します

これは特別な事ではなく、みんなで1人の患者さんをみているので普通のことだと私は考えます。

…そしてもう1つ!!
『勝手にリハに入り、報告もなし』

これは正直論外なんですが、実際にいます。
看護師さんからしたら最悪です。

「何もなかったから良くない?」
みたいな人もいますが、なぜそれを判断できるのでしょう?

もし、"時間通りに落とす点滴がある"と仮定して、その患者さんのルートをやっとの事で確保できたとします。想定されるのは、リハを行った事によって点滴が落ちにくくなるリスクです。

介入する旨を伝えていれば、看護師さんから注意点として伝えれますよね?
では、何も言わずにリハ終了後「点滴が落ちてない」なんて言ってみてください…最悪ですよね?

「看護師さんが見つからなくて」
ってよく言いますけど、部屋持ちの看護師さんはピッチを必ず持っています。電話かけましょう…(もしくはリーダーに報告)


ーリハ介入する時に言ってほしいセリフ
『○○さんってバイタル測ってます?』
※測ってなければ
『私測って、そのあと報告しますね!』

これで救われる看護師さんがどれだけいるか…
終わったあとに看護師さんが見つからなければ、メモに書いてバインダーに挟んでおく…なんて最高です。


■ 最後に

私は別に"看護師さんに気に入られたい"とか思われるためにやってません。職種は違えど、同じ職場で働いている仲間です。お互い少しでも気持ちよく仕事が出来れば、それでハッピーじゃないですか?

今日お伝えした事は、リハスタッフの業務を増やす行為ではありません。リハ介入するにあたって、行わなければいけない事なのです。

看護師さんがバイタル測定していたとしても、皆さんはバイタルチェックはしないのでしょうか?(直前ならまだしも)

発熱した時に主治医に確認しないのでしょうか?

出来ない事もありますが、共通している事もたくさんあります!
気持ちよく仕事ができるようになれば、最高です!!

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