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11/6【平和の話】微力でも、小さくても、ちりつも

私はこれまで第二次世界大戦下の日本について、
義務教育の中で薄い歴史を習っただけでした。

最近はドキュメンタリーを見たり、
祖父母の話を積極的に聞いたり、
積極的に知るように心がけています。

ただ、これまであまり日本が他国にしたことについて
触れる機会がありませんでした。

そんな中、数年前の少し古い記事ですが、先日たまたま
BBCの、第二次世界大戦でのアジア圏の被害国の人々を
長年取材し続ける日本人記者と中国人記者のある記事に出会いました。

■大井真理子."日中間の戦争の傷が未だ癒えない理由."BBC NEWS JAPAN. 2017-12, https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-39475885,
(参照 2022-11-06).

そこにはこれまで私が見聞きしたことのない、見るのもしんどい
衝撃的な事実から、今の日中関係や日本と東南アジア諸国の関係を作る
歴史の流れ、専門家の見方、実際の被害者の声などさまざまな情報が
現場を長年見続けている生の視点・声で綴られていました。

自国の被害だけでなく、他国の被害、すなわち、
日本が他国にしてきたことを十分に知ろうとし、
理解し、想像して考えることが重要だと強く改めて思いました。

それは、どっちが悪いという判断をするためではなく、
互いに寄り添い、悲惨な歴史をしっかりと真っ直ぐに見つめ
未来に二度とこの悲劇を繰り返さないために、どうしていったら良いか
その問いを共に考えていくために。

戦争の被害者は、敵味方関係なく「市民」だと思っています。

でも勝手に覇権を争い、戦争を、人殺しを正当化する一部の権力者を
許しているのも私たち市民だと思います。
戦争は一部の権力者と地球に生きる市民との戦いではないかと。

だから、私たちには責任と力がある。

そんな思いを強くした記事との出会いでした。

知ることを止めず、
頭で考えることに手を抜かず、
伝えることを怖がらず、

平和で寛容で優しさの連鎖が続く社会を
作っていくために、守っていくために
自分できることを続けていきたいと思います。

微力でも、小さくても、ちりつもかなと。
やらないよりはやったほうが良い。そう思いませんか?
私はそう思うようにしています。

さて、本日も頑張って生きました。
皆様もお疲れ様でした。

明日も穏やかで素敵な1日にできますように。

Have a lovely evening! x
 
K


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