見出し画像

オンライン日本語クラス(フリートークで求められるもの)

日本語オンライン授業の人気クラスの一つにフリートークがあります。
レッスンを提供している先生も多いので、競争率は結構高いですよね。
生徒がどのようなクラスを求めているのかを見極めるのが重要だと思います。
私の感覚だと生徒は2種類のタイプに分かれると思います。

①かなり細かく日本語を直してもらいたい生徒。
②会話を楽しみながら、日本の情報を知ることも重視している生徒。

①は、タイピングも含めて間違いをしっかり伝えていきます。初級の生徒さんだと、考えるのにも時間がかかるので、十分間をとってから直します。発音も直したほうがいい場合は直しますが、あまり直しすぎると話しにくいかなとも思います。

②中上級だと、テーマを決めて自然に話すことが多いです。特に、来月日本に行くので、東京の穴場を教えて欲しいとか、ローカルなところで人気の場所はないかなどの質問をよく受けます。台湾や韓国の方だと、すごく日本のニュースにも詳しくて、一般的な日本人の意見を求められることもあります。テーマについて質問をして、生徒に発言の機会をたくさん作ることも大切です。日本の受験について聞かれたとしたら、それについて説明した後に〇〇さんの国ではどうですか?などと質問を返して、話を広げていきます。

私は英語のオンライン授業を受けていたことがあり、生徒の気持ちも分かるつもりなので、生徒目線で自分が思ったことも少し書いてみます。

①については、あまり頻繁に直してもらったり、分かっていることなのにタイピングで時間をとられると、ちょっと残念だなと思いました。でも、自分では気づかないことを直してもらえると、本当にこのレッスンを受けてよかった!と思います。

②については、先生との相性が重要だと思います。30分ぐらい母語じゃない言葉で話し続けるのはつらいこともあるし、先生の話を聞きたい時もあります。ネイティブと話してリスニングができると自信にも繋がります。先生が相づちを打つだけだと、ちょっと時間が長いなと感じることがあります。そのあたりが相性というか、先生の匙加減で様子を見ながら会話ができるといいと思います。

先生の立場しか経験したことがない方は、英語のオンラインクラスなどを受けてみると、何か気づきがあるかもしれません。

少しでもご参考になれば嬉しいです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?