見出し画像

前勤務校は不当解雇を撤回して、あちゃちゃを復職させよ。

専任教諭登用を約束した後での不当解雇を許さない。


「任期制教諭」としての3年間の勤務


こんにちは。あちゃちゃです。私は2023年度までの3年間、私立の中学校・高等学校の任期制教諭(いわゆる常勤講師)として勤務してきました。

そして、3月31日付で、学校から不当な解雇をされました。本日からこの件について、取り上げたいと思います。まずは、解雇に至る経緯を述べたいと思います。

任期制教諭は、1年契約で更新2回まで可の雇用契約で、私は3年間勤務したわけですから、2回更新したことになります。

任期制教諭が行う業務は多岐に及びます。学年所属の教員として、クラスの副担任、学年の事務仕事、それ以外に部活動の顧問業務、校務分掌などにも携わります。つまり、担任は持たないまでも、専任教諭と同じような業務に従事しています。

私は3年目、高校3年生の学年の学年付として、1クラスの副担任、進路指導部入試広報部の2つの分掌に所属し、採用初年度から務める運動部の部活動の顧問の業務についていました。

不慣れなところもありましたが、全力で仕事には取り組んでまいりました。それは一緒に仕事をした先生方や一緒に勉強した生徒ならば、間違いなく認めてくれるものと思います。

契約期間で終了か、専任教諭へ登用か

さて、3年めを迎える私には気がかりな事がありました。それは、3年目が契約最終年であるということです。更新2回を経て継続している私は、2023年度中に2024年度の専任採用のお話をもらえなければ、雇用打ち切りとなってしまうのです。

2023年度が始まってすぐの段階にあっても、私の中では心配が尽きませんでした。

2023年2月

2023年の2月に広報部の打診をされた時に副校長へ継続の可否について質問すると、「う~ん、今は言えないが、7月までには正式な話ができると思う。 まあそんなに気にすることはないんじゃないかな。」という返答であった。もしかすると可能性があるのかな?と思ったのであった。

2023年5月下旬

しかし、雇用への不安が尽きない私は、2023年5月下旬に社会科の教科主任に対して、不安な想いを直接伝えた。「先生、継続されるかどうかで私は就活したりしなくてはならないんですよ。だから、軽はずみな発言をせず、なるべく早く専任採用があるのかないのか教えていただきたいのですよ。」と伝えた。

社会科主任からは、「分かったよ。教頭に伝えておくから。ただ、私も定年が近いから雇われるのではないかと思うけどね、まあ個人的な見解なので…」と話していた。

専任教諭として登用する旨を伝えられる

2023年6月4日

広報部の説明会の仕事で休日出勤したところ、中学教頭に呼ばれた。※採用初年度が中学所属であり、教頭も運動部の顧問だったので、 学食の席等で雇用について不安に思っていることもかねがね伝えていた。

先日の社会科主任とのやり取りがあったので呼ばれたのだと認識した。

教頭「あちゃちゃ先生、ちょっと良いかな?」「実は、先生に中学入試の作問のお仕事を依頼したいと思っている。ただ、これは学校としても重要な仕事なので、本来は専任教諭が行う仕事なの。」「ただね、先生もご存知のように、本校は地理の専任教諭は1人しかいない。うちは中高あるから、専任を2人は喉から手が出るほど欲しいところなのだけれど、地理の教員はなかなか良い人が集まらなくて困っているんだ。」

そこで、校長会(校長・副校長・中高教頭の4名からなる管理職の会議)の先生たちで話し合って、今地理の任期制教諭として働いているあちゃちゃ君に、うちの学校で専任としてやっていく気があるかを聞いて、あちゃちゃ君にその気持ちが強いようであれば、専任をお願いしようという話になった。」「そこであちゃちゃ先生に質問なんだけど、うちの学校で専任になる気持ちはありますか。もちろん、先生が日本史が専門で、歴史を教えたいという想いもあるのだろうから、この先定年まで地理を指導することになっても良いのか覚悟を聞いている。これはあちゃちゃ君の教員人生に関わるお話なので、今すぐに答えなくても構わない。1日考える時間をあげても良い。

と、中学教頭が話してきた。もちろん、専任教諭になれるのであれば、私にとっても願ってもない話である。

社会科の先生方は、これまでの3年間、私がもともと日本史を専攻した教員であることを気にかけてくださり、地理だけでなく、日本史の科目も持たせてくださっていた。

そのため、教頭にこの点について確認した。あちゃちゃ「地理しか持てないというお話ですが、今年のように、高3で地理の開講がない場合は学年の科目(日本史など地理以外の科目)を持っても良いのでしょうか。」教頭「それは構わない。ただ、専任として採用してから、『私は元々歴史の教員だから』と言って、地理の授業を全く持たないとかになるとこちらも困ってしまうから確認しているんだ。どうだろうか?」

あちゃちゃ「私は日本史が元々専門でしたが、特に戦争や平和教育に関心があります。教員になってから、地理を指導するようになり、地理の中にも、民族・宗教などの紛争や戦争の原因となる物があり、地理を教えることはアプローチの仕方が異なるだけで、私が社会科の教員としてしたかった教育と変わらないと考えています。1日待たなくて良いので、(専任として)やらせてください。」と、教頭へ返事をした。

教頭は「分かりました。であるならば、中学入試の作問のお仕事を引き受けて欲しい。本校としても、E先生(社会科主任)がもうすぐで定年になってしまうので、作問のノウハウを引き継いでいって欲しいと思っている。地理専門の先生から教えを受けるのもそうなんだけど、まずは残された時間が少ししかないので、E先生から手ほどきを受けて欲しい。」と、作問の業務について再度打診されたため快諾した。

あちゃちゃは毎年、雇用についての面談が持たれると、自分が仕事でどういった課題があるかを客観視しようと、①私の働き方で改善すべきところはありますか。②どういったことに今後取り組むべきか。と相談することにしている。

②の質問を教頭にすると、「地理の専任教諭に来年度なるので、地理の研究会に出席するなどして、 地理についての知見を深めて欲しい。また、本校はどんどん地理で 受験を希望する生徒が増えていくだろうから、受験指導も出来るように 地理を学んでいって欲しい。もちろん、作問の役にも立つしね。」とのことであった。

しかし、最大の懸念があった。口頭でやり取りをして嘘をつかれてしまったら、私の来年度の仕事がなくなってしまう・・・。

そのため、強く念押しして教頭に尋ねた。あちゃちゃ「私は夏休みなど、一応就職活動はしたほうが良いのですか。」すると、中学教頭は返答した。「それはしなくて良い。 専任になるわけだから、今話したことを頑張っていって欲しい。

こんなに私にとって幸せな1日はなかった。だって、中学校の時から教員を志し、教員になってからは女子教育が次世代の日本を担う教育であると確信した。絶対、女子教育に尽力できる学校で専任教諭として勤務したいと思っていたからだ。

2023年6月~8月

言われたことはすぐ行動する性格の私は、すぐに行動を起こした。6月18日に地理の研究会(地理巡検)があると知って翌週すぐに申込みをして出席したり、7月24日に地理の研究会があると聞いてすぐに申し込んで出席したりと、専任教諭となるための準備を進めていった。

夏期講座で地理の講座を作って欲しいとの教頭からの要望を受け、地理の講座を3講座設定した。(残念ながら、開講人数不足で不成立となった。)

夏休みには、小学生の地理の教材も確認して、作問に備えた。

2023年9月~10月

後期がはじまると、私の仕事は途端に忙しくなった。ほとんど毎日20時過ぎ~21時まで働き詰めであった。

進路高3の進路は推薦入試が本格化する頃である。指定校推薦・学校型選抜などの学校推薦が必要となる入試の場合、教職員で推薦に関する会議が持たれて、推薦者を決定する。その推薦の資料づくりや、出願書類の整理の仕事を任されていた。ベネッセの模擬試験の担当も任されていたが、9月~11月は模擬試験ラッシュであり、その準備にも忙殺された。

入試作問入試の作問は秋口(11月上旬)までに初稿を提出しなければならない。そのため、週3日ほど、作問の打ち合わせが入るようになった。完成するまでは大っぴらにできない業務であるため、勤務時間後に打ち合わせが行われることも多く、8時近くまでかかることもあった。

その上、作問の打ち合わせ終了後に進路の書類づくりにいくなど、夜分遅くまで毎日のように仕事に明け暮れていた。

しかし、特に進路の専任教諭の先輩の先生たちは、23:00ごろまで毎日残っていたため、先輩たちの仕事を見たら弱音は吐けなかった。また、先輩から、「来年専任教諭になった時のために、今から少しずつ仕事を 覚えていこう!」と言われ、仕事を教えてくださっていたので、本当に来年専任教諭になるのだから、お礼奉公しなければ、そんな気持ちで仕事をしていた。

卒業アルバム卒アルの作成も担当していたため、アルバム委員会の生徒への指導で昼休みが潰れたりと、かなりの忙しさであった。

そんな、来年度の採用へ向けて滅私奉公していた私を管理職は突如として、裏切ってくることとなる。

文章が長文になったため、続きは次回4月5日(金)に投稿します。

一刻も早い不当解雇の撤回を求めます。

この記事が参加している募集

#スキしてみて

525,778件

#仕事について話そう

109,816件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?