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歴史

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歴史に関する記事のまとめ
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#たぶれ落窪草紙

重祚した二人目の天皇、孝謙・称徳天皇が選んだ次期天皇は・・・

 昨日は日本の天皇の中で、重祚されたお二人のうち皇極天皇について書きましたが、もう一人の…

REG
2か月前
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現天皇陛下は126代、過去の天皇は124人?2人が2回即位?しかも女性??

 現在の天皇は126代ということは昨日書いたのですが、過去に126人の天皇がいたわけではありま…

REG
2か月前
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ずっと継承されてきた天皇家、それを守って来た日本国民

 日本の歴史は天皇という古来より血統を受け継ぐ君主の下に語られる。この君主という言葉に違…

REG
3か月前
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【落窪物語③】平安の日本版シンデレラは人の醜さも優しさもエグい

 ※物語の内容を含みますのでご注意ください。  「落窪の君」と「少将道頼」は「阿漕」の協…

REG
3か月前
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【歴史京都探訪③】方広寺 京の大仏と鐘銘事件と善光寺

 京都国立博物館の北、豊国神社のすぐ裏手に方広寺がある。豊臣秀吉は死後、朝廷より神号「豊…

REG
3か月前
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天皇陛下 歴代天皇の名前に関する浅い考察

 現在の天皇陛下は今上(きんじょう)天皇と呼ばれる。今の上様という意味で、特定のお方を指…

REG
3か月前
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平安時代の乱世っぷり

 平安時代のドラマは珍しいので大河ドラマを見ている。平安末期から台頭してくる武士の世の中もかなり乱世なのだが、優雅で雅な貴族社会の乱世っぷりも新鮮で興味深い。  平安時代は今考えると不思議な時代だ。この時代の史料は結構残っている。それは和歌や漢詩だったり、日記や物語だったり、神祇や律令政治に関するものまで幅は広い。それらを通じて当時の人々の暮らしや世相を垣間見ることができる。文字や識字が広まって来たのだろう。但し、貴族という特権階級の世界の話であり、庶民には関係の無い話なのだ

【歴史京都探訪②】三十三間堂 破天荒後白河上皇の院御所

 京都駅よりバスで10分程の場所にある超人気スポット三十三間堂。とにかく歴史に興味がなかろ…

REG
4か月前
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【歴史京都探訪①】東福寺 寺院巡りに基礎知識があればより楽しい

 千年を超えて幾多の繁栄や没落を繰り返し歴史の表舞台となってきた古都、そしてそれを感じる…

REG
4か月前
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【上野恩賜公園】都民の憩いの場所は悲しみの舞台でもあったのか・・・①

 東京上野にある巨大な公園は正式名称を「上野恩賜(おんし)公園」と言う。広さは約53ヘクタ…

REG
5か月前
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辰年に想う龍の謎

今年は辰年。そう言えば昔から不思議に思っていたことがある。 十二支のうち、ひとつだけ妙な…

REG
5か月前
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【平安以前の藤原氏 完結】怨霊が暴れまわる平城京 この時代も怖い

 奈良時代の藤原氏の台頭は以前に書いたが、今日は完結したい。 中臣鎌足から藤原氏が始まり…

REG
4か月前
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【宗教】信仰は救いなのか、宗教が人類にもたらしたもの

 今回は今までの自分の印象だけで書いてみる。  宗教を意識したことは殆どなかった。多くの…

REG
4か月前
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冥途の一里塚

 正月が来るたびに一休さんのことを思い出す。 正月(門松)は 冥途の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし 一休さんはお正月に頭がドクロの杖を携え、用心を叫びながら町を歩き回ったらしい。 数え歳は誕生日でなく元旦に皆の歳が一つ増えるので、お正月は生きて新年を迎えられたことを祝うのが普通だと考えるのだが、一休さんは一つ歳をとることはそれだけ死に近づくことを意味すると云うのだ。 その通りだね。特に齢を重ねると死がどんどん迫ってくる感覚は否めない。若い頃は自分が死ぬことを、理解