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#261:ツボ押しで女性ホルモン活性化−3

女性ホルモンには、大きく分けていわゆる『女子力UP!』の卵胞ホルモン(エストロゲン)と、『お母さん力UP!(妊娠・出産力)』の黄体ホルモン(プロゲステロン)があり、前々回は、『女子力UP!』のエストロゲンについて、そして前回は『お母さん力UP!(妊娠・出産力)』のプロゲステロンについて簡単に述べた訳ですが・・・
女性の生理が毎月やってくるのは、脳と卵巣によるホルモンの連携プレーがちゃんととれているからで、生理が頻繁に遅れたり、長期間来なかったりするのは、さまざまな原因が考えられます。

ところで、血液は酸素や栄養分を血流によって運ぶ訳ですが、それだけではなく、実は女性ホルモンも血液によって各器官に運ばれるのです。
そんな時に、まず源となる卵巣自体の働きが悪いと女性ホルモン機能も発揮できません。
また、運ばれていく各部所、各器官の血行が悪ければ、せっかく分泌された女性ホルモンもうまく行き渡らずにやっぱり作用が発揮されません。
そのためにもツボを刺激して、卵巣周囲やその他受け皿となる体の血行をよくすることがとっても大切になってくる訳で、こういった場合、ツボ療法は女性ホルモンの活性化にとてもよい効果を与えます。

次のツボは、東洋医学で女性特有の諸症状によく使われるツボです。
女性ホルモンの活性化とも無関係ではないのでしっかりツボを押して、体の不調を解消しましょう。

1)三陰交(さんいんこう)・・足のうちくるぶしから指4本分上。
2)血海(けっかい)・・膝の内側(上側)から指3本分上。

指で押してもいいのですが、お勧めは、座ってかかとでグリグリやっても結構効果的!
両方1分ずつ位、グリグリ刺激しましょう♪

古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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