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#284;お茶の飲み方いろいろ

お茶の健康成分といえば、『カテキン』ですね。
カテキンは、一般的に高い抗酸化作用があることで知られている成分です。
さてこの体にいいとされているカテキン、一般に、お茶を85℃以上の熱いお湯で入れた方がたくさん出るそうです。じゃあ、健康のために熱いお湯で入れたやつでお茶を飲めばいいのかといわれると、間違いではないのですが、ウ~ン???( ̄ ~  ̄;)

静岡など全国のお茶どころでは、(特に)玉露などの高級なお茶は50~60℃のぬるめのお湯で入れた方が、お茶をより美味しく味わうことができるといわれています。
これは、お茶の旨味成分とされる『テアニン』は、低い温度でも十分抽出されるからですが、熱いお湯になると、渋みや苦味が出てしまうのです。
実はこの「渋み」に感じられる成分の一つがカテキンです。(ちなみに「苦味」に感じられるのは、カフェイン。)

参考までに
お湯の温度は器に移し替えるたびに約10℃ずつ下がっていくので・・・カテキンいっぱいがいいなら、沸騰したお湯で。
味わい重視ならば、3~5回くらい器に移す
例えば、ケトル→ポット→急須→茶碗とかがいいかと考えられます。
自分は「渋くて苦いお茶も好き!」という人は別ですが、味か効能か迷うところではありますよね。

古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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