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#260:ツボ押しで女性ホルモン活性化−2

女性ホルモンには、大きく分けていわゆる『女子力UP!』の卵胞ホルモン(エストロゲン)と、『お母さん力UP!(妊娠・出産力)』の黄体ホルモン(プロゲステロン)があり、前回は、肌に潤いを与えたり、バストラインなどを女性らしく整えたりするエストロゲンについて簡単に述べました。
では、もう一つのホルモンはどんなことをするのでしょうか。
まず体に出てくる特徴としては、食欲が増進したり、ニキビやシミができてムクんだりと、『女子力UP!』とは程遠い、あまりありがたくないような作用ですが、体内では子宮内膜や子宮筋の働きの調整、乳腺の発達や体温上昇など、実はこれらは妊娠や出産のために、とっても大事な役割りを担うものなのです。
そして前述した通り、これら二つの女性ホルモンは、毎月やって来る生理によって互いに一定の周期で連携して分泌されるのです。

今回、『ツボ押しで女性ホルモン活性化!(2)』では、女性ホルモン作用の代表格・・バストに関係するツボを紹介します。

ぜひ押してみましょう。 
1)屋翳(おくえい)・・・バストトップの縦のラインで、乳首と鎖骨のラインの中間点。
2)神封(しんぷう)・・・まず、両乳首を結んだ線の中間点をとり、そこから指3本分外側。

1)のツボは、両手を軽く組んで立てた親指で、2)のツボは、押している指がすべって乳首等を痛めないよう、もう片方の手で反対側の胸を覆いながら行います。
ツボは正確にとれなくてもいいので、どちらも息を吐きながら10回位ツボ押しし
ましょう。
−3に続く・・・

古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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