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#254:ゴマが体にいい!

ゴマには、白ゴマ、黒ゴマ、金ゴマ等の種類がありますが、ここで気になるのは、活性酸素を撃退してアンチエイジングに関係する『ゴマリグナン』という成分があることです。
(あの有名なセサミンもこの中に含まれます)

一般に、体の中の活性酸素は肝臓でも発生するのですが、水溶性の活性酸素を撃退する代表物質であるビタミンC、カテキン、アントシアニン等は血液中の活性酸素には影響を与えるのですが、肝臓まで(細胞膜は脂溶性で通過できないため)それが到達することはできません。(体は、元々酵素による活性酸素の撃退能力はあるのですが、年齢とともに減退してきます)

ただ、先のゴマリグナンは肝臓に抗酸化作用を発揮する性質があるので、肝機能の改善という意味でも体にいいという訳です。(一説には、ゴマ油が他の油より酸化しにくいのは、ゴマリグナンのおかげだともいわれています)
他にもゴマには、肌の代謝の改善、脂肪分解、脂質の代謝を高める効果等々・・体によいとされるものが豊富に含まれています。
そしてさらに、女性ホルモンに似た植物性エストロゲンもあるので、女性にとっても嬉しい作用が期待できます。(ついでに鉄分も豊富!)

さてさて、ゴマの健康効果を感じる摂取量ですが、目安は1日に大さじ1~2杯(10g~20g)ですが・・・ゴマは殻が固く消化吸収されにくく、すりゴマにして食べるとより効果的です。
ぜひ今日からの食生活の中にも摂り入れてみましょう♪

古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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