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「仕組み化・自動化=楽ができる」じゃない

こんにちは!AI整体師です。

最近の整骨院・整体院業界では、自動化とか、仕組み化が流行っているらしく、あちこちでそういう話を聞くことが増えました。ほとんどが複数店舗を経営しているところですけど、最近は僕のような1人整体院でも「仕組み化が大事だ」なんて言われています。

ただ、色々と話を聞いてみると、結構”勘違い”してる人が多いように感じます。なんか、「自動化すれば、もう自分は何もしなくていい」って思ってる人が多い印象なんですよね。

1番わかりやすいのは集客。集客の自動化とか仕組み化っていう話はかなり話題になりやすいし、それを求めてくる人も多い。高額セミナーとか広告代理店の営業とかでも、「自動化して楽に集客しませんか?」みたいなやつ結構多いんですけど。なんだか自動化に夢を見すぎてるように感じるんですよね。

自動化の現実

もちろん、できなくはないんですよ。色々アプリとかAIツールが発達してきてる時代なので、やろうと思えばできると思うんです。ただ、その仕組みとかプログラム構築するのに一体どれだけの時間とお金がかかるんですか?っていうのがまず大前提にある。

そもそもお金をかけられるんであれば、もう多分その人って最初からガンガン広告回して、集客専門の業者に完全に丸投げして、自動で集客やってると思うんですよね。

現実的な自動化の形

ただ、そのお金を持ってない、しかも集客のやり方や方法、どういうものがどれぐらいの成果があるかっていうデータを持ってないっていう人たちが僕のところに相談に来るので。

例えばですけど、毎月10人集客するためにどういうことをやればいいかっていうことを完全にリストアップして、なおかつスケジューリングも完璧に形を決めてしまう。パターン化してしまう。これも割と自動化だと思うんですよ。

具体的な例:チラシ配布の自動化

整体院とか、店舗系のビジネスだと、チラシを配るポスティングは、まだまだある一定以上の効果が出る集客法なんですよね。

じゃ、その集客法として、ポスティングを週に2回100枚ずつ配りましょう。4週間くらい配ったら800枚になりますよね。この100枚を何時から何時までの間に配るっていうのをもう決めちゃう。その時間は、予約を取るとかじゃなくて、ポスティングで集客のための投資活動としてやるっていう風に決めて活動する。

自動化≠手抜き

この流れを作るっていうのも1つの自動化になるんですよ。実際は自分も稼働してるんで、「それは自動化じゃないじゃないか!」って思うかもしれないんですけど、この一連の流れっていうのは、もうほとんど自分が何かを考える必要ないんですよね。

もちろんデータを集めて、そのデータから分析かけて、どこをどう改善したらいいかっていうのはまた必要になるんですけど、この集客っていうアクションそのものは、もうパターン化されてるので、これは自動化されてるっていう解釈もできるわけです。

結局のところ

自分が何もせずに、本当にただ横になってるだけで、アニメ見てるだけで、お客さんが来てくれる状態が自動化だと思ってるんであれば、もうそれは業者に丸投げして、それなりの金額を払っていくしかないかなと思います。

でも、それがないんだったら、ある程度自分で手とか足を動かして、労力をかけていく必要があるんじゃないかなと思ってます。

結局、何が言いたいのか?というと、

  • 作業を楽にしたい

  • 考えることを楽にしたい

仕組み化や自動化を考える時って、この2つのどっちかだと思うんです。

そして個人的には、作業は自動化してもいいけど、”考えること”は自動化しちゃいけないと思ってます。

”考えること”を自動化したり、誰かに頼るって、経営そのものを手放してるようなもんじゃないですか?

ここは結構、重要なポイントじゃないかなという風に思っております。


でわでわ、次回の記事で!

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