賃貸トラブルまとめ(了)

-7月末から現在10月末まで色々あった大家都合退去に関しての全てが終わって。

時系列
7月末、大家側から不動産に「12月辺りに物件を明け渡して欲しい」との連絡。
不動産に向い事情を聞く。
大家の都合なので引っ越し等もろもろの費用を出してもらわないとを了承得る。
※この時、12月辺りまで退去希望であるという書類が作成していれば今後のトラブルにならなかったと理解。

7月ほぼ同日から8月前半、不動産12月までに向けた引っ越し先の物件をお互いに探す。
いくつか内覧もしたが、こちらの知り合いづての物件が良かったので、仮契約とともに費用請求内容を作成し、不動産に提出。
※この時、気に入った物件先が競争率高めだったので先に仮でもおさえる必要があった(ほぼ入居80%しますよ予定で)。

8月中旬、請求書送った大家が激怒。
金額が大家側には高額だったらしい。実際請求金額は150万位なので不動産側も妥当な線ですね。と。
大家側が弁護士に相談し、そちらが勝手に引っ越すからこちらは払う必要無し。と回答。(とここまでは前回にnoteに書いた「賃貸トラブルまとめ(現)」に細かく書いた)

8月も終わりかけたころ無料弁護士相談や区議の方にも相談し、8月も残りわずかの日数となり9月の家賃を入れた。
これにより9月いっぱいは仕方なく解決に向けた行動を延長する。
(この時、家賃を入れてなかったら家賃入れてないから契約不利と大家が余計有利になる※しかし、上記の段階でちゃんと退去の書類が証拠としてあればもっと違った平行線が存在した)

9月、知り合いづてで何件か弁護士相談をした。(有料)
相談結果は雲行きが良くない。
結局のところ、証拠の書類が無い。
言った言わないが発生する。
※9月の段階で引っ越し先の方へ仮契約でも初期費用は払ったので自力で引っ越し中(大家には知られてない)
弁護士曰く、「12月以降まで請求費用を正当性持たせるために家賃を払いながら居座る事が重要」。仮に退去希望の書類が存在していたのなら、それに伴い家賃も支払わない、もしくは供託の方向も選択できが。
しかし、引っ越し先は知り合いからの紹介と、手放したくないので、仮契約も白紙に戻し、引っ越さないで家賃を払いながら居座る選択は出来ないので。との意見は、「二重家賃を支払いそして機会を待つ」方法との回答。
この時、仮に大家が「12月以降も普通に使っていいですよ」と書類の無い現実の状況で、その世界線になるのが一番賭博であると。

これが最初の退去の連絡があった時にたった一枚の紙きれ「書類」が必要なのだ。
これだけで人生が180度逆転する。
裁判しようが何しようが、何も無ければ何も無いのだ。
時間を掛ければそれだけ結果は好転するのだが、自給率、持久とも耐久ともいう。お金が、費用が多い人ほど有利なのだ。

物件管理していた不動産側の不手際でもある。
でも今言った所で後の祭りだし、過ぎた事。
それに大家との連絡は不動産を介さないと余計もめる。
…しかし、不動産も今回のケースは初めてを吐露していたし、まだ経験も浅く若いので大家との交渉で言い合いもしたらしい。
(これに至っては此方が大家に激怒したいのにお前が不動産がキレてどうするんだとまったく。)

さて、9月いっぱいまで家の退去掃除や引っ越しやら明け渡しできるまで細々営業しながらと、休日は全部費やした。
9/26日にはライフライン全部止め、鍵の返却までこぎつけた(この時後々の高額請求されても証拠を残せるための動画や写真撮影で家の内外を記録)。
その間色々交渉を挟んだが全て撃沈。
大家が不動産に敷金の清算をしろと事務所に。そこで不動産側は大家に「一銭も借主に費用を出せないとであれば清算なんてこの現状できない」と帰した。
と、一連の連絡を受け、敷金の清算をするのであれば、その時に大家側が支払うつもりだった費用内容と、こちら側は現状回復などの嫌がらせ行為も懸念してるので敷金内でやって欲しい。もう引っ越した先の家が安楽で、これ以上最後に嫌な段階に進む可能性を阻止したい。とこっちが折れた。

10/9に大家と不動産が敷金の清算のための現状回復立ち合いを行った(私はいく必要無し)。

その後の回答。10/23に着信あり。事情で連絡私がとれず。
翌日24日、立ち合いの時の交渉で、原状回復に16万前後。
敷金内でやっても13万前後は返却されると。
しかし、度重なる交渉の中で「引っ越し費用となっていた15万」は原状回復費用として相殺するからと、敷金は全額返還30万となった。

不動産が最後の交渉で少しだけもってきた奇跡であった。
実際話の通じない大家であったため、最後まで交渉の話を持ち出してそれを聞いた大家が嫌がらせする方法は幾らでもあったはずなのだが…。
少しだけ。本当に少しだけ光が差した。

損益70万以上の現状を少しだけ補填できたのだ。

ここまで見返すと不動産を訴えた方が良いのではないか?…となるだろう。
しかしそんな体力は無い。それに借金はしてないので失った分はまた貯めればいい。
越した先は家族(猫)も安定し、住み心地も良い。

今回得たものは多かった。次は無いようにしたいし、他の方にも伝えてあげれたらいいなって思う。
賃貸はまだ貸主借主の差は大きく、賃貸トラブルガイドラインなんてほんの僅かしか役に立たないのだと。

10/26賃貸トラブル終了。


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