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中途採用で拒絶され続けた後に考えた「世の中のために自分が貢献できること」

今日(2024年3月15日)は、公共料金などの支払いのために、
昼間に歩いてコンビニへ行った帰り、
国道の十字路で信号待ちをしていました。
すると、向こう側の歩道で、
高齢の男性が自転車で走って来て、
歩道の切り下げ(低く坂にしてある)部分でバランスを崩し、
激しく転倒しました。
すぐに起き上がろうとしても再び倒れてしまい、
そのまま起き上がれずに、もがいているのです・・・ 
信号待ちをしている間に、
その一部始終を見ていました。

歩行者の信号が青になったら、これから私が通る場所なので、
どうしたら良いのか考えていました。
どうしても起き上がれない、あるいは
何処か怪我でもしているのなら、
救急車、あるいは警察を呼ぶか・・・? 

信号が青になって足早に近寄ると、
何とか立ち上がって自転車を少し持ち上げたので、
それを手伝って「大丈夫ですか?」と言ったら、
「はい、大丈夫です」と言うので、
道路に落ちた荷物などを拾ってカゴに入れて差し上げました。
御礼を言いながらヨロヨロと自転車を引いて歩き出したので、
「気をつけて」と言葉をかけて(私は反対方向に)
別れましたけれど、
何か複雑な気持ちになって、色々考えておりました。
両親、自分も含め、誰でも歳を取るんですよね。

家に帰って来てから、
国会中継「予算委員会の集中審議」のライブ放送を
パソコンで流しながら聞いていました。
(随分前に話題になった話ですが)
「高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹みたいな
ことをすればいい。」と言った人物に、
日本政府として財務省、農水省が仕事を与え、
広報活動で起用している
旨の指摘を
「れいわ新選組」の山本太郎 氏がしていました。
世代間の対立をあおるなんて、
まるで非生産的なことです。
残念ながら、日本政府の役人の中にも、
そういった愚かな思想を持っている方がいるのでしょうね。

また、山本太郎 氏は、私のような
就職氷河期(ロスジェネ)世代の救済策についても
質問されていました。
もう既に手遅れな気もしますけれど、
多くの方に手を差し伸べてくれたらありがたいと思います。

私は高校を卒業して祖母の介護を経験することになるも、
当時の私には荷が重過ぎました。
身内の一部は、祖母の生活に何も手を貸さないくせに、
さも私が遺産目当てで祖母の面倒を見ているのではないかと
喧嘩ごしの口調で電話して来たり、
色んな面で世の中の冷たさを感じました。

一方で、私を心配して、しばしば、
おかずを作って持って来てくれた
近所のおばあちゃん達には、
今でも深く感謝の念を持っています。
ある日「孫が一人で祖母の面倒を見ているらしい」という
噂を耳にしたからと、
共産党の横浜市会議員の2名が様子を見に来て、
私に「大変だねぇ〜」と言うものの、
所詮は他人事です。何の解決も出来ません・・・ 

色んなことがあったものの、
結局、心に大きな傷を持ちながら、挫折しました。
まわりのせいにするつもりは一切ありません。

勉強したかった学部のある(特定の)国立大学には
行けなかったので、他に興味のある関係の
専門学校に(祖母のお金で)行かせてもらい、
卒業年になる就職活動は「怒りの連続」でした(苦笑)
これは、多分、同じ頃に就職活動した人にしか
理解できないと思うので、ここで多くを書きませんけれど、
「人の大切な人生」であるのに、
人間を人間として見ていないんです。

私はストレートに、はっきり主張するので、
本当に色んな会社でバトルしました(苦笑)
もし人事担当者が本当に私の意見を聞けば、
それはお互いのためでもあったんです。

例えば、職場の現場で、
ある程度の経済学の知識が必要だから、
「経済学部」卒業の大学生に限り、
初任給プラス2万5千円なら理解できます。
でも体育の大学、美術の大学、お坊さんの大学であっても、
大学卒だから採用、そして専門学校卒よりも
初任給プラス2万5千円って納得出来ませんよ。
働き出したら、これはやる気にも直結します。

専門学校時代に、世の中を多面的に知ろうと思って、
随分沢山の職場で働かせていただきました。
ですから、様々な職場を見てます。
それを今思えば、自分を成長させる経験にもなっておりますが、
単なる学生バイトであっても、
やる気や能力は「学歴」では計れません。
しかし、何をおいても「学歴」を主張してくる壁、
さらに後に経験する中途採用には「若くても経験者」を求め、
こっち(私を含む当時の就職活動者)を
一体何だと思っているんだと言いたくなるほど、
傲慢な対応の会社ばかり目立ちました。
人が余っている、そういう時代でもあったんでしょうね。

新卒で入社した会社をはじめ、下請けいじめも常態化していた
3社ものブラック企業(他にブラック・バイトも何社かありました)で、
散々な目に遭って来た訳ですけれども、
その分、多少は?成長したかも知れません・・・
それらのブラック企業に共通するのは、
経営者や上層部の連中が「人を人として見ていない」ことです。
下請けの企業も含め、
従業員を奴隷か何かと勘違いしているようでした。
これが入社する前に分かれば良いのですが、
3社目は現場を知らない本社の専務に気に入られて
入社したものの、職場(現場)そのものがブラックで、
どうにもなりませんでした・・・ 

その後は、色んな中途採用の募集に応募しましたが、
どこも断られ続け、中には返信すらもない
無礼な会社もあり、
結局は心も折れて、いつの間にか「自分で仕事」を
せざるを得なくなりました(笑)
そうなった時、
「世の中のために自分が出来ることは何か?」
というところから、色々な紆余曲折があって、
現在に至っておりますものの、
進化向上は続けないといけませんね(笑)

磯崎英隆



2024年6月9日追記:
続編を書かせていただくことにしましたので
よかったら、合わせて御覧いただけると嬉しいです。


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