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序盤で指してはいけない手100選(折々のチェスのレシピ)

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序盤の駒組みを間違うと必ず中盤以降でそのツケを払わなくてはいけなくなってしまいます。そうなるとその時点ですでに形勢を損ねてしまっており、どう勝つかというよりいかに負けないかという… もっと読む
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折々のチェスのレシピ(318)序盤で指してはいけない手100選

序盤ではどうしても弱い地点がお互いにあります。 これが大悪手であることはもう説明は不要だ…

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折々のチェスのレシピ(317)序盤で指してはいけない手100選

今回は緩手を指したのが向こう側として序盤の局面を眺めてみたいと思います。 時折出会う駒組…

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折々のチェスのレシピ(316)序盤で指してはいけない手100選

序盤は相手の手にかかわらず何を指しても形勢に違いがない局面もあります。 しかし、上の局面…

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折々のチェスのレシピ(315)序盤で指してはいけない手100選

お互いほぼ理想的な駒組みをしています。 ただ、白としてはちょっと手詰まり感があるかもしれ…

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折々のチェスのレシピ(314)序盤で指してはいけない手100選

今回はそれなりに先の展開を頭に入れておかないとそれが緩手なのかどうかわからない手です。 …

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折々のチェスのレシピ(313)序盤で指してはいけない手100選

下の局面は、白の初手d4に対して黒がNf6とした対局が少し進んだところです。よく出てくる局面…

折々のチェスのレシピ(312)序盤で指してはいけない手100選

今回は、なにをどうしても擁護のしようがない悪手ですが、どういうわけか指してしまう人が後を絶ちません。 言うまでもありませんが、次に白からはふたつの手があります。 これと、 これです。 どちらも黒にとって厳しすぎる手です。ほぼ投了レベルです。 フィアンケットを組みたいのは理解できますが、直線的にフィアンケットだけを目指してしまうと、こういう返し技的なものを喰らってしまいます。 黒は初手、 b6とポーンを突いています。この時点ですでに白に対して「好きにセンターを作っ

折々のチェスのレシピ(311)序盤で指してはいけない手100選

下の局面でミスをしてしまう人は、ものすごく多いです。 逆に、ここでミスをしなければ、黒は…

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折々のチェスのレシピ(310)序盤で指してはいけない手100選

下の局面、実はすでに白は形勢を損ねています。しかし今回はそれは不問にしてみます。なぜかと…

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折々のチェスのレシピ(309)序盤で指してはいけない手100選

これは指してはいけないとまではいえないかもしれません。でも、別の手を考えたほうがいいのは…

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折々のチェスのレシピ(308)序盤で指してはいけない手100選

下の手がかなりまずいことはすぐにわかるかと思います。 もちろん、 序盤における展開で重要…

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折々のチェスのレシピ(307)序盤で指してはいけない手100選

たまには趣向を変えて白番を例にしてみます。 黒はシシリアン・ディフェンスにおいてdファイ…

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折々のチェスのレシピ(306)序盤で指してはいけない手100選

黒は取り立てて問題のある手を指しているわけではありません。 次に、 d4とされても、 取れ…

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折々のチェスのレシピ(305)序盤で指してはいけない手100選

何回か前のこのシリーズでご紹介した局面です。 これは取るしかないし、取ったほうが断然いいわけだったですが、仮に受けの手を指すとします。例えば、 最悪の手を指してみました。 e5の地点で駒を捌きあうと、 もう黒は手の施しようがありません。チェスの怖いところは、たった二手でもこうして窮地に陥ることがあったりすることです。できれば序盤から中盤にかけて優勢に持ち込みたいところですが、まずは序盤をうまく乗り切ることができなければ、それは無理な相談です。