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中盤戦(折々のチェスのレシピ)

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駒がぶつかり合う中盤はある程度先を読まないと正しい手が選択できませんが、一定のパターンのようなものは存在します。いくつもの局面を見てパターン認識能力を向上させておくことが重要にな… もっと読む
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折々のチェスのレシピ(356)中盤戦

相手が打診してきた手に対して、そのままやらせたらどうか、と考えることで応手を決定できるこ…

折々のチェスのレシピ(355)中盤戦

中盤は考えることが沢山あって悩みが満載です。 黒にとって次の一手はどれがいいか悩むかと思…

折々のチェスのレシピ(354)中盤戦

それなりに読みの精度と大局観が試される局面です。 この手に対して黒は手抜こうと思えば手抜…

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折々のチェスのレシピ(353)中盤戦

あまり見かけない形の中盤の局面です。こういう時は方針が立てにくいかもしれません。 なにか…

折々のチェスのレシピ(352)中盤戦

黒が優勢とはいえ難解な局面です。 黒からすると、キャスリングをしなかったものの、ひとまず…

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折々のチェスのレシピ(351)中盤戦

駒があちこちでぶつかり合っていかにも中盤という局面です。 白はここで駒を捌いていくとかな…

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折々のチェスのレシピ(350)中盤戦

「チェスのレシピ」からずっと読んできた人であれば、中盤までは白であれば やや優勢、黒であってもほぼ互角な展開に持ち込めているはずなので、そうした局面の例を選んでいます。下の局面もそうです。 黒は手に悩むところかと思います。黒の悩みとしてはどちらのビショップもいまひとつ働いていないということかもしれません。ということで、 動かしていないビショップをa6にして白のルーク取りにしました。白はルークをe1に逃すでしょう。それから先、この黒のビショップの働きはすごく悪いです。 で

折々のチェスのレシピ(349)中盤戦

ある程度定跡化されている序盤と比較して中盤は手が広い局面が多いです(あるいは手が広く見え…

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折々のチェスのレシピ(348)中盤戦

人はミスをするものです。とりわけチェスの中盤戦においては。 白のこの手はかなりまずいです…

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折々のチェスのレシピ(347)中盤戦

ほぼ互角の局面ですが、やや疑問手と思われる手を白が指してきたところです。 ぱっと見て、 …

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折々のチェスのレシピ(346)中盤戦

相手の意図はなんでしょうか。 黒はg6のビショップをナイトで取られるとかなりよくない形にな…

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折々のチェスのレシピ(345)中盤戦

中盤の局面ですが、すでに黒にはうまい受けも攻めもなくなっています。 次に白からはNd5とい…

折々のチェスのレシピ(344)中盤戦

初めて駒がぶつかった局面です。 取るか放置するか、どちらでもよさそうですですが、実際にど…

折々のチェスのレシピ(343)中盤戦

大局観が必要とされる中盤の局面です。 黒は低い陣形で攻めの糸口を与えないような作りをしています。よって、 その流れを継続するならばここでキャスリングをするのも悪くはありません。また、守り自体にほぼ不安なないので、 さらに安全度を高めるという考え方もあります。おそらくクイーンでナイトを取ってきますが、 見てわかるように、白は左辺がガラ空きで、しかもビショップを取られてしまったことで攻めの迫力がまったくありません。黒はここでキャスリングをしてもいいですし、Qe7とクイーン