折々のチェスのレシピ(344)中盤戦
初めて駒がぶつかった局面です。
取るか放置するか、どちらでもよさそうですですが、実際にどちらでもそんなに差はないのですが、
ナイトを交換した後の形(駒組み)をイメージできれば、取ってしまったほうがいいという判断になるでしょう。つまり、
この形になっています。黒はセンターを制圧しただけでなく、ビショップとクイーンの可動域が広がり、駒を展開しやすくなりました。白の駒組みと比べて断然指しやすいことは明らかです。
実は、最初に駒がぶつかった時の対応でその後の展開がどちらかに傾くことはよくあります。自分が採用している序盤戦術の最初に駒がぶつかる局面を研究しておくことは、最低限の常識のようになっています。
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