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【仕事】職域は侵されたほうがいい

おはようございます。

今日の結論は「職域を超えて仲良くしたい」です。珍しく医療・介護の話です。

▼ 職域を超えると怒られる

在宅ケアで連携をしていると…
「医師に薬剤変更を提案したら怒られた」
「ケアプランの修正を提案したら怒られた」
ということが稀にあります。

たぶん自分の領域に入ってこられるのが嫌なんだと思います。
「職域を侵す」というやつですね。

▼ 職域を超えたチーム

僕は職域は侵し合った方が良いと思っています。

よく見るチーム医療の概念図で考えます。
こんなやつです。

チーム1

これだと、隙間が多すぎる気がします。

職域を超えた感じを出すならこうです。

育児マガジン

こんな風にお互いに被ってる方が良いですよね。
あくまで概念図ですが、隙間なくカバー出来ている感じがします。

そして僕の考える理想型はこう。

チーム3

もはや境界が不明で、在るのは視点と専門性の違いです。
深くしようとしてそもそも何を表しているか分からなくなったパターンです。

▼ 職域を超えるメリット

私見ですが、3点あげてみます。

① 異なる視点からの意見で総合力が上がる
「理学療法士の視点からみる薬剤」
「医師の視点からみる介護」のように
異なる専門領域から見た時に思わぬ発見があったり、見落とし気付いたりすることがあります。

② 担当職種が不明な領域をカバーできる
「意思決定に関する思いを聴く」
「主観的QOLの評価」のように
担当すべき職種が明確に決まっていない領域もあります。
職域を明確に分けると、この領域が抜け落ちる可能性があります。

③ チームが仲良くなる
「介護士さんがリハビリのヒントをくれた」
「栄養面のプランが充実して助かる」のように
連携が活発になり、嬉しい気持ちになります。
逆に職域の壁を作られたら、悲しい気持ちになります。

▼ 仲良く楽しく連携したい

一方で各職能団体は、雇用や待遇を担保すべく職域を守るために奮闘していることも忘れてはいけないと思います。
(ここについては長くなるので割愛します)

医療・介護では、利用者さん患者さんが主役。
職域を超えて楽しく連携したいです。
僕は「職域を超えて仲良くしたい」というお話でした。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も素敵な一日をお過ごしください✨


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