【Rebase社員インタビュー#03】チャレンジできるRebaseで、エンジニアとして働くうえでの考え方
Rebaseでは「Get Together 和をひろげる」をミッションに掲げ、たくさんのことのはじまりに満ち溢れた世界を目指しています。そんなRebaseで働くメンバーが日々どんな業務をしているかや社内や部署の雰囲気など「Rebaseのリアル」をお伝えする企画です。
2023年4月にエンジニア担当で入社したサーシャさんに、エンジニアの働き方や、Rebase社内の雰囲気について話を聞きました。
Rebaseの雰囲気に惹かれた
ー最初に、自己紹介をお願いします。
出身はロシアのモスクワで、RebaseではEngineering部門に所属してエンジニアとして開発をしています。
開発の勉強をして自分でプログラムを作り始めたのは13歳くらいの時でした。そもそも、10歳年上のいとこがバックエンドの開発者でプログラミングをやっていて、幼い頃からプログラミングに憧れがあったんです。そこから、例えば離れたところにいる人と話せるように、大きな世界の中で様々なことができるパソコンに興味が沸きました。実際にやってみると、全ての事象に因果関係がある部分がスッキリして好きになりました。時にはリアルなコミュニケーションより、パソコンと向き合う方が楽なくらいです。
大学は数学やコンピューター関連の勉強をする学部に入学しましたが、昔ながらの大学であまり実践的な開発が学べず、2年で中退しました。ただ、やはりパソコンが得意なのでそれを活かせるIT系の企業に入社し、最初は不具合がないかを確認するテスターの仕事をしていました。その次は開発者のポジションに移って、社内向けのサービスの開発を行いました。
日本に来たのは2023年です。ロシアに住んでいても将来が見えなくなり、海外に移ることを考え始めたのが2022年の始めごろでした。私は語学が元々好きで、チャレンジングな言語に挑戦したかったので、趣味で日本語を勉強していたんです。行くならずっと興味を持ち続けてきた国へ、と思い日本への引越しを決めました。引越しのために約1年の下準備を経て日本での就職先を探し始めた時に、Rebaseの担当者から声がかかりました。
ーRebase入社の決め手はなんですか?
Rebaseのカジュアルな雰囲気や、チャレンジを恐れない姿勢が強く印象に残ったからです。
そして、選考プロセスを重ねる中でさまざまな社員の方とお会いして自分がRebaseで働いているイメージがつきました。また、開発が好きそうな人たちが集まっているし、ベンチャー気質の企業なのでチャレンジするチームで新しい大きなことをしようとしている雰囲気も感じられて、ここで働こうと思えたんです。中でもEngineering部門ディレクターのUgさん(Rebaseの共同創業者、高畠の愛称)とお話しした時に、多様な経験を積んでいて、カジュアルでありながらも技術面をかなり大切にしている印象を受け、信用できるなと感じました。
あと余談ですが、「Rebase」という社名も良いですよね。Gitコマンドの名前でもありますから。
変化する働き方の中で永続性のあるコードを書く
ー現在の仕事内容を教えてください。
TOIROという新しいコミュニティイベントサービスの開発を行っています。
TOIROはRebaseの新しいサービスで、誰でも簡単にイベントを開けたり招待されたイベントに参加できたりするだけでなく、日程調整からイベント終了後の思い出共有まで、これまでにない新たなイベント体験を提供するコミュニティイベントサービスです。
現在使用されているコードほとんどの開発に関わっているので、思い入れは強いです。元々、開発だけではなく、開発に関わるビジネス面にも興味を持っていたので、新規プロダクトの開発はまさに自分がやりたいことと合致していて、楽しく働けています。
ーTOIROの今後の広がりについて
開発はプロダクトの一部であることを念頭に置きながら、少しでも良いプロダクトを作れるように日々努力しています。
例えば、開発によってどんなに良い製品を作れても、知られていなければ意味が薄れてしまいます。また、ユーザーさんが求めていない機能に対して開発の時間を費やしても努力が無駄になってしまう。TOIROにはまだまだ可能性があるので、機能と知名度の高さ、両面を有した存在になってほしいです。
ーEngineeringグループはどのようなチーム編成で働いていますか?
今まではチームが作られていましたが、組織体制の変化があり現状はチームがありません。Rebaseは様々なチャレンジをしている会社なので、私が所属するEngineeringグループの働き方も日々変化しています。
今は、エンジニアがこなすべき業務が何個か提示されていて、各自がやりたいタスクをとって実装する、という他社ではなかなか見ないような流れで仕事を進めています。また、つい最近大きな機能開発のために仮想チームができました。このように自由に業務を進めていますね。
ーEngineeringグループの雰囲気について教えてください。
1人1人黙々仕事をする時期もありましたが、今は技術的に困っている人がいればプロジェクトを進めているリーダーがチームメンバーをサポートしています。
やはりエンジニアは1人でパソコンと向き合って作業をする時間が多いです。ただ、これは悪い意味ではなくて。エンジニアである自分はその方が働きやすいです。
ー業務の上で心がけていること・エンジニアとしてのこだわりはありますか?
常にオープンマインドでいることです。
固定思考に陥らずに、自分には分からないことがある、と意識するようにしています。1人ではできないことも、チームで悩みを共有すれば解決できる可能性があるので、1人で抱えて課題解決のポテンシャルを潰してしまわないように心がけています。
また、しっかりワークするプロダクトの開発と、永続的に開発できる環境を作ることも大切にしています。今の自分さえわかっていればコードがどんなにひどい状態になっていてもいいと考えるのではなく、半年後、1年後に新しくチームに入った人やチームメイトも解読できるように、という考えを念頭に置いて仕事をしています。
チャレンジを恐れないRebase
ーRebaseの特徴や雰囲気を教えてください
驚いたのは、社長の海さん(Rebaseの社長、佐藤)のフレンドリーさです。IT企業の社長は「常に難しいことを考えていて話しかけにくい」みたいなイメージを持っていたのですが、完全に覆されました。海さんが見ている未来は私にも想像できて、共感できます。だからかRebaseで働く中で仕事をするのが辛いと思うタイミングはないです。
そして、Rebaseはチャレンジを恐れていない会社です。instabaseのシステムで不具合が起きると大問題になるので慎重に物事を進めないといけない局面もあります。そんな中でも大きなチャレンジや組織体制の変更など、普通は手を出しにくい企画を実行していける会社ですね。
ー好きなValueはどれですか?
「We Are Passionate.」です。情熱的でなければさまざまな仕事が楽しく進められますし決まっていない状況や課題、自分の中でのチャレンジを乗り越えられると思います。
今後も、意味のあるチャレンジをしていきたいです。新しい技術の導入の際、ミスを恐れて挑戦しにくい会社もあると思いますが、Rebaseにはその雰囲気がない。なので、どんどんRebaseで情熱を持って挑戦していきたいです。
ーRebaseでは出社勤務が求められていますが、いかがですか?
私は出社して仕事したいタイプなので、非常に働きやすいです。出社すると周りの人に簡単に相談できるので、より効率良く働けています。私は今のスタイルがとても合っているし、成果が出しやすいです。
プロダクトはコードだけでは成立しない
ーRebaseで今後成し遂げたいことを教えてください。
まずは、今までもこれからも思うことですが、開発の効率を上げていきたいです。
そして、TOIROを成功させたいです。エンジニア目線からプロダクトを見て、技術的な課題を解決し、エンジニアとしてのスキルをより伸ばして TOIRO の成長に貢献したいですね。
また、プロダクトはコードだけで成立するものではないので、どのようにすればうまくいくのかを考えていけたら良いなと思います。開発だけしかしなかったり、個々人がそれぞれの業務しか行わない状態では会社は良い方向に行かないと思います。なので、プロダクトにとって何が必要かを見極めてより良いプロダクトをユーザーさんに提供していきたいです。
ーサーシャさんの今後のキャリアプランを教えてください。
この1年半で自分の人生は大きく変わりました。このような環境の変化は、今後も起こり得ると思っています。そのような様々な変化に柔軟に対応できるようになりたいです。
大きな環境の変化には戸惑いますが、振り返ったときに良い変化にできるかどうかは自分次第です。起こった変化を良い変化にできるように、そして、その変化の中で、開発者としてチャレンジを繰り返して、成長していきたいです。
ーどんな人と一緒に働きたいですか?
技術が好きな人、Passionがある人、プロダクトは技術だけではないとわかっている人、と一緒に働きたいです。先ほど話したことと被りますが、プロダクトの進化には技術だけでは限界が来るはずなので。
ー最後に、Rebaseに興味を持っていただいている方に一言お願いします。
1番は、Rebaseの価値観にあう人に入ってきてほしいです。私は雰囲気でRebaseを選びました。この選択は間違っていなかったし、期待通りでした。カジュアル面談などを通してご自身がRebaseの雰囲気に合いそう、かつ、自分で道を切り開きたいと考えている方はぜひRebaseに来ていただきたいです。
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