【2022年3月度】グルメサイトアクセス解析レポート
こんにちは、Rears(リアーズ)広報部です。
私たち「Rears(リアーズ)」は、飲食店Webマーケティングにおける主要グルメサイト(食べログ・ぐるなび・ホットペッパーグルメ・ヒトサラ)のアクセス解析を一元管理するというサービスで、常に数百店舗ほどのアクセス数や予約数の推移を追っています。
2022年3月度のデータ集計・まとめができましたので、そこから読み取れた諸々を書いていきたいと思います。
※対象は首都圏中心、約350の飲食店のグルメサイトです。
【まとめ】2月→3月の比較
全日「まん延防止」だった2月よりも、以下の通り改善傾向。
・PV数・予約数・来店人数等は約50~100%と大幅増加
・CPC(アクセス単価)やCPA(獲得単価)も約30~40%削減と、コスト関連も改善傾向
・予約1組あたりの人数も約2名→約2.4名に増加
【2022年2月~2022年3月】数値の概要・変化
2月→3月において、主要な数値の変化は以下の通りでした。
・PV数:3,388,333→5,116,101(+50.99%)
・コール数(電話数):15,773→31,139(+97.42%)
・予約数:16,359→28,148(+72.06%%)
・来店人数:32,215→66,642(+106.87%%)
・CPC(アクセス単価):¥18.98→¥13.88(-26.86%)
・CPA(コール獲得単価):¥1,565→¥890(-43.11%)
・CPA(予約獲得単価):¥1,509→¥985(-34.73%)
表で示すと以下の通りです。
2021年7月から、こうしたデータを集計しているのですが、それらも含めたグラフだと以下の通りです。
大まかな流れとしては、PV数・来店人数等は上向き傾向、獲得コスト関連指標は若干の削減傾向、といった具合です。
数値から読み取れたこと
全日「まん延防止」期間となっていた2月と、22日以降は制限解除下となっていた3月との比較になるため、主要数値については軒並み大幅に増加する形となりました。
コール数の伸びが大きい点については、「営業時間の確認」であると考えられますので、見た目の数値よりも売上への貢献は少ないことが多いです。
※本来であれば電話せずに来店、というパターンが多いため。
Web予約経由の来店人数は32,215→66,642と、倍以上の伸びを見せました。
Web予約数は28,148であったため、1組あたりの人数も約2名→約2.4名と、若干増加したことになります。
CPC(アクセス単価)・CPA(獲得単価)について
獲得コスト関連について書いていきます。
【用語の意味】
・CPC(アクセス単価)→1アクセス獲得に要したコスト
・CPA(コール獲得単価)→1コール獲得に要したコスト
・CPA(予約獲得単価)→1予約獲得に要したコスト
それぞれ、2月度と比較すると約30~40%程度の削減となっています。
PV数や予約数・来店人数・1組あたりの人数といった肝心な数値は増加しつつ、獲得コストは抑えることができているため、良い傾向であると言えます。
とはいえ、昨今では「2名」など少人数での予約が増えてきているため、単純な獲得コストで一喜一憂せず、1組あたりの人数や客単価も考慮し、許容できるコストかどうかを吟味していくことが重要です。
今後も、このようなデータ共有を行ってまいりますので、またご覧いただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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