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【食べログ点数変動レポート】2023/4/18変動は「点数低めで変動、上昇優位も下降は追い討ち」か

こんにちは、Rears(リアーズ)広報部です。

私たち「Rears(リアーズ)」では、「ぐるなび」「食べログ」といったグルメサイトを対象に、常に数百店舗ほどのアクセス数や予約数の推移を追っています。

アクセス数だけでなく、「点数」も観測対象としており、毎月2回、第1・第3火曜日の食べログ点数変動時のレポートも行っております。

4/18(火)にも変動が起きていましたので、私たちが把握できた範囲になりますが、変動について共有いたします。

まとめ

大まかにまとめると「点数低めで変動、上昇優位も下降は追い討ち」といった変動だったようです。

・変動店舗の割合
変動した店舗数は平均程度だが、上昇店舗が多く下降店舗は少ない。

・変動幅
平均値と比較し、上昇幅が微量程度小さく、下降幅が微量程度大きいが概ね同程度。

・変動店舗の傾向
上昇・下降とも、元の点数がやや低めの店舗で変動。
特に下降は差が大きく「追い討ち」のような形。

食べログ点数変動の内容

今回の点数変動は、以下のようなものでした。

項目を個別に書き出すと、このようになります。 ※()=割合

・変動店舗数:36/285(12.63%)
・上昇/下降店舗数:25/11(69.44%/30.56%)
・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数:0/1(0.00%/2.78%)
・平均上昇/平均下降:0.022/-0.017(0.69%/-0.53%)
・最大上昇/最大下降:0.07/-0.03(2.27%/-0.98%)

食べログ点数変動の傾向

私たちは点数変動の推移を2020/11から追っており、平均値も算出しているのですが、それらと比べると以下のように「点数低めで変動、上昇優位も下降は追い討ち」だったようです。

・変動店舗数:36/285(12.63%)
平均値「11.54%」と比較し、概ね同程度の割合。

・上昇/下降店舗数:25/11(69.44%/30.56%)
平均値「15.4/18.2(47.19%/52.81%)」と比較し、上昇店舗が多く下降店舗が少ない。

・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数:0/1(0.00%/2.78%)
平均値は「0.4/0.8(1.34%/1.65%)」、今回は上昇なし・下降で1店舗で発生。

・平均上昇/平均下降:0.022/-0.017(0.69%/-0.53%)
平均値「0.024/-0.015(0.74%/-0.47%)」と比較し、上昇幅が微量程度小さく、下降幅が微量程度大きい。

・最大上昇/最大下降:0.07/-0.03(2.27%/-0.98%)
平均値「0.07/-0.03(2.07%/-1.03%)」と比較し同程度。

上昇・下降発生店舗の傾向

「変動前後の点数」を、2020/11以降の平均と併せて見てみたいと思います。

項目ごとに並べてみると以下のような形になります。

・【全体】変動前平均→変動後平均(過去平均):3.25→3.26(3.28→3.28)
・【上昇】上昇前平均→上昇後平均(過去平均):3.24→3.26(3.25→3.27)
・【下降】下降前平均→下降後平均(過去平均):3.26→3.24(3.30→3.28)

()内、2020/11以降の平均と比較しますと、上昇・下降とも元の点数が低めの店舗で動きがあったようでした。

特に、下降店舗は少なかったですが、平均と比較し元々0.04程度低い店舗での動きだったため、追い討ちのような変動だったと言えます。

おわりに

以前は、食べログ点数は「上がりやすく下がりにくい」といった傾向でしたが、2022/3/1以降の大規模低下の連続で、低下発生率の方がやや優位になってきています。

食べログ全体における、点数が高い店舗の傾向として、口コミ投稿数と点数の間に相関があるため、地道に口コミ獲得を続けていくことが重要です。
※以下、過去のnoteをご参照ください。

次回変動時もまたレポートしていきますので、フォローいただけると嬉しいです。

ご覧いただきありがとうございました。


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