【2023年2月度】グルメサイトアクセス解析レポート
こんにちは、Rears(リアーズ)広報部です。
私たち「Rears(リアーズ)」は、飲食店Webマーケティングにおける主要グルメサイト(食べログ・ぐるなび・ホットペッパーグルメ・ヒトサラ)のアクセス解析を一元管理するというサービスで、常に数百店舗ほどのアクセス数や予約数の推移を追っています。
2023年2月度のデータ集計・まとめができましたので、そこから読み取れた諸々を書いていきたいと思います。
※対象は首都圏中心、約280の飲食店のグルメサイトです。
【まとめ】前月比・前年比と傾向
大まかな傾向としては以下の通り、日数も少ない中での横ばいなので実質微増傾向、前年は「まん防」につきあまり参考にならず、と言えます。
・1月比で日数が少ないながら概ね横ばい、来店人数は微増と「実質微増」傾向
・特に予約数、来店人数は約7~10%増なので、日数差3日を考慮すると実質1~2割増程度と考えられる
・半面、1PVあたりの獲得単価(CPC)は約1割増、他の単価指標も微増傾向と、広告費のコスパ面は若干の悪化か
・前年比の大幅増は「まん防」につき、あまり有意な比較ではない
【2023年1月→2023年2月】数値の概要・変化
主要な数値の変化は以下の通りでした。
個別に抜き出すと以下の通りです。
・PV数:5,003,231→4,982,660(-0.41%)
・コール数(電話数):26,169→27,166(+3.81%)
・予約数:31,046→33,088(+6.58%)
・来店人数:77,547→84,884(+9.46%)
・1組あたり人数:2.50→2.57(+2.71%)
・CPC(アクセス単価):¥14.09→¥15.76(+11.85%)
・CPA(コール獲得単価):¥1,048→¥1,088(+3.91%)
・CPA(予約獲得単価):¥883→¥894(+1.21%)
2021年7月からこうしたデータを集計しているのですが、それらも含めたグラフだと以下の通りです。
数値から読み取れたこと
1月度との比較では冒頭の「まとめ」の通り、31日あった1月と28日間のみの2月との差としては、「実質微増傾向」と言えるような形でした。
特に来店人数は約10%の増加と、日数差を差し引いても良好だったと言えます。
半面、CPC・CPAといった獲得単価系の指標は若干高くついたような結果だったため、単純な広告費のコスパとしては少し悪化した形と言えますが、1割の来店人数増と比較すれば大きな問題ではないかと思われます。
とは言え、物価上昇・電気ガス代等の高騰でコストが圧迫されている昨今、利益まで伸ばしていくのは難儀になってきていると言えます。
支出に対する意識も厳しくなってきているので、数少ない外食機会に対して選択肢に入れていただけるような情報発信・PRが重要になっています。
今後も、このようなデータ共有を行ってまいりますので、またご覧いただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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