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【食べログ点数変動レポート】2022/9/20変動は「上昇優位・下降はやや高めで発生」か

こんにちは、Rears(リアーズ)広報部です。

私たち「Rears(リアーズ)」では、「ぐるなび」「食べログ」といったグルメサイトを対象に、常に数百店舗ほどのアクセス数や予約数の推移を追っています。

アクセス数だけでなく、「点数」も観測対象としており、毎月2回の食べログ点数変動時のレポートも行っております。

9/20(火)にも変動が起きていましたので、私たちが把握できた範囲になりますが、変動について共有いたします。

まとめ

大まかにまとめると、「上昇店舗が多く、下降は点数がやや高めの店舗で発生」といった傾向がありました。

・変動店舗の割合
変動した店舗の割合は平均よりもやや少ないが、約3ヶ月ぶりに上昇店舗の方が多い。

・変動幅
上昇・下降とも平均と同程度の変動。

・変動店舗の傾向
下降については、店舗数は半分程度なものの、元の点数がやや高めの店舗で発生。

食べログ点数変動の内容

今回の点数変動は、以下のようなものでした。

↑店舗数・割合
↑点数・上昇/下降率

項目を個別に書き出すと、このようになります。 ※()=割合

・変動店舗数:23/326(7.06%)
・上昇/下降店舗数:15/8(65.22%/34.78%)
・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数:1/0(4.35%/0.00%)
・平均上昇/平均下降:0.026/-0.015(0.80%/-0.45%)
・最大上昇/最大下降:0.08/-0.03(2.60%/-0.90%)

食べログ点数変動の傾向

私たちは点数変動の推移を2020/11から追っており、平均値も算出しているのですが、それらと比べると以下のように「やや高めの店舗で変動」という傾向だったようです。

・変動店舗数:23/326(7.06%)
平均値「11.79%」よりもやや少ない。

・上昇/下降店舗数:15/8(65.22%/34.78%)
平均値「15.7/18.6(47.25%/52.75%)」と比べ、下降が半分程度と少ない。

・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数:1/0(4.35%/0.00%)
平均値は「0.5/0.9(1.43%/1.71%)で、観測できた範囲では下降が発生なし。

・平均上昇/平均下降:0.026/-0.015(0.80%/-0.45%)
平均値「0.025/-0.015(0.78%/-0.47%)」と比較し、概ね同程度。

・最大上昇/最大下降:0.08/-0.03(2.60%/-0.90%)
平均値「0.07/-0.03(2.16%/-1.05%)」と比較し、概ね同程度。

上昇・下降発生店舗の傾向

「変動前後の点数」を、2020/11以降の平均と併せて見てみたいと思います。

項目ごとに並べてみると以下のような形になります。

・【全体】変動前平均→変動後平均(過去平均):3.27→3.28(3.28→3.28)
・【上昇】上昇前平均→上昇後平均(過去平均):3.25→3.28(3.25→3.28)
・【下降】下降前平均→下降後平均(過去平均):3.32→3.30(3.30→3.29)

()内の平均と比較しますと、全体・上昇では概ね同程度、下降では元の点数がやや高めの店舗で変動が発生していたようでした。

全体的には、これまでの傾向通り「元が高めの店舗は下がりがち・低めの店舗は上がりがち」に当てはまっていると言えます。

おわりに

以前は、食べログ点数は「上がりやすく下がりにくい」といった傾向でしたが、3/1以降の大規模低下の連続で、低下発生率の方がやや優位になってきています。

今回は6/7(火)の変動以来、約3ヶ月ぶりに上昇店舗の方がやや多い結果でした。

食べログ全体における、点数が高い店舗の傾向として、口コミ投稿数と点数の間に相関があるため、地道に口コミ獲得を続けていくことが重要です。
※以下、過去のnoteをご参照ください。

次回変動時もまたレポートしていきますので、フォローいただけると嬉しいです。

ご覧いただきありがとうございました。

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