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コロナ禍で『休学』はアリかナシか!?


こんにちは!『面白い旅人創り』をしたい旅人コミュニティ「リアル・スナフキン」です!
今日の筆者は代表のおたけです~


新型コロナウイルスが話題になり出してから、そろそろ1年ですね。
この1年間で社会がこんな状態になってしまうことを誰が予想していたでしょうか。
そして、いったいぼくらはどこへ向かうのでしょうか。

予定していた留学や海外旅行などが願わぬ変更を強いられた学生も多いのではないでしょうか。実際、ぼくは予定していたトビタテ留学がポシャり、楽しみにしていたニュージーランドライフを失いました(泣)。

さて、今日はそんな旅重なる未曾有の事態で行く先の見えない社会の中で、多くの旅好きを含むアクティブな学生たちが春休みに取る選択肢、『休学』について考えたいと思います。

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休学はアリかナシか!?

結論から言えば、これは個人の状況や理想とする将来像によるので、『正解はこっちだ』と言い切れるものはありません。
が、個人的な意見を述べるとすれば、一部の条件をクリアしていないと「休学はナシ」よりになるのでは、と思います。


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休学は『時間』を得られるが、、、

休学という意思決定により、ぼくらは『時間』という資産を得ることができます。しかし、ではその時間を何に使うのか?というところがミソです。「休学して旅に行きたい!」という気持ちは大変共感しますが、海外どころか、国内への旅ですら見通しがなかなか立ってないのが今の状態です。その中で休学という選択をとることはその『得られた時間』を無駄にしてしまうかもしれません。


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『時間』には成果や責任が求められる

また、休学をすれば、時間的な成果物や説明責任をいやでも負わなくてはいけません。ギャップイヤー(※)などの言葉が浸透しきっていない日本社会では、就活ではもちろん、その他様々な場で「休学していた時間で何を得たのか」というところを突っ込まれます。
長期ボランティアや世界一周旅行、社会貢献事業の立ち上げなど、「一定の期間が必要で」「それなりの成果物」や「得られる経験の希少性」があれば、その質問もうまくかわせますが、そうでないとかえって「この人は何をしていたんだろう?」と低い評価をされてしまう危険性があります。

「ギャップイヤー(gap year)」とは、学生が大学への入学前、在学中、卒業後に就職するまでなどの時期に、留学やインターンシップ、ボランティアなどの社会体験活動を行うため、大学が猶予期間を与える制度です。(人事ポータルサイト【HRpro】より)


同期に置いていかれる

さらに、同期たちの問題があります。ぶっちゃけ、「同期が何だ!」という気持ちもわかりますが、これもまたシビアな現実でもあるとは思います。休学をせず、就職や次の進路へ進む大半の同期たちは、この不安定な社会だからこそ苦労を必要とされますし、相応の努力や姿勢を求められます。その人々が過ごす1年にあなたは勝つことができますか?
「年齢や世代など関係はなく、個人が大事だ」という気持ちにおいては心から同意ですが、社会はそう評価してくれないこともあるということを知っておく必要はあると思います。


コロナ禍で休学をする条件(持論)

では、どんな条件下なら休学もよいとされるのでしょうか。完全な持論ですが、このような条件が挙げられるのではないでしょうか。

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①スキル

自分の理想の将来像から逆算したときに、何か見につけておくべき能力やスキルがあり、その取得に一定の時間が必要になる場合です。プログラミングなどが流行ってますよね(まあプログラミングがどの程度役立つのか、他競合とどう差別化して自分を売り込むのかなどの経営的問題はあるのですが)。
気をつけるべくは、絶対に「なんとなく」はやらないことです。なんとなく必要そうなスキルだったから、という理由で始めたスキル習得をやりきった人をぼくは見たことがないです。

②明確なやりたいことがある

上のスキルとかぶる所がありますが、何か明確な目的を有している場合、休学は上手くいきやすいです。何かの組織的活動や、個人の発信活動、勉強したいことなどが当たります。ただ、これもまた「なんとなく」という気持ちが入ってしまうと頓挫しやすいです。

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③どうしても就職活動をできるようなマインドではない

上記二つに比べ、抽象的であまりお勧めできるものではありませんが、人間は誰にも人生の緩急があります。今は無理に環境を買えず、ゆっくり自分自身と過ごす時間を作ることが必要な場合もあります。


本来、ここまで厳しくなくてもいいのですが、いかんせん状況が状況なので、、、生半可なことも言っていられないのが現実社会であることはしっかり理解しておかなくてはいけないかもしれません。




【最後に】休学の敵は自分

ここまで読んで鞍手人はわかると思いますが、結局休学の有意義さを決めるのは、『自分の意志力の強さ』です。休学は多大な『時間』を得る代わりに、その時間を上手く運用していかなくては『ただの休み』に成り下がります。その瞬間、あなたもまた「活動的な人」から「ただの現実逃避マン」に成り下がったと評価されてしまうことだってあるのです。
もし休学をするのなら、特にこのコロナ時世では、並ならぬ意志力が必要です。そして、計画性も。セルフマネジメントをしっかり実施できなければ、貴重な一年も意味がなくなります。しっかり意を決して挑みましょう。


「自己管理ができない!」意志力を保つための環境へ飛び込もう。

そのゆるぎない意志力を保つためには、もちろん自分の精神力が必要です。しかし、人間とは非常に外的な環境要因を受けることが多いので、その意志力もまた、周囲の状況に影響を受けます。

自分のもっとも身近な5人を想像してみてください。そのメンバーが同じくやる気をもっている場合と、もっていない場合をそれぞれ想定してみてください。どっちの方が自分のモチベーションを保てそうですか?

人の意志力を鍛える精神力は経験の中でしか育てることができませんが、意志力は周囲の環境を見直せば解決できる部分もあります。
.......ということで!

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ぼくたちREAL SNUFKIN(リアル・スナフキン)は、立ち上げたばっかりの団体ですが、メンバーを大募集中です!
人生迷走中の方、ぜひ一緒に色々と面白い人生のあり方について考えをめぐらせませんか~??
活動内容はこちらのnoteをご覧ください!

また、第一回目となるぼくたちのオンラインイベント
『旅人のコロナ禍生存戦略会議』もまだまだ募集中!是非気軽に遊びにきてください~!!みなさんのカオスな旅エピソードをたくさん聞かせてくださいな^^

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大変な世の中ですが、その世の中でも一生懸命自分らしく生きていける方法を、ぜひみなさんと考えていきたいな。

今日はここまで!!

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