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オーストラリアの動物といえば、

カンガルーとかコアラでしょ。

僕も,行く前は思ってた。

でも,1番感動したのは,何と鳥。意外だった。

本当に珍しい鳥が豊富にいる。僕がいたキャンベラなんかは,駐車場の草地に一羽10万円するぐらいのインコ🦜が群れをなして地面の草や虫を食べている。

「これを一網打尽にすれば,数十万円か!」とふと思ってしまった自分を恥ずかしく思った事も。

自分が住んでいたところでも,湖畔にはブラックスワンが普通に泳ぎ,Blue wren, Fairy wren やペリカン,虹色のインコなども普通に飛んでいた。

 中でも1番好きだったのが,カカトゥーと呼ばれる鳥。白い身体に,黄色のトサカ。見た目は本当に綺麗で美人なんだけど,「ぎゃー!ぎゃー」と鳴くブサイクな声がミスマッチで親近感が湧く(個人的には,ちょっとベッカムを思い出す。写真を入れたいんだけど,上手くいかず)

 オーストラリアは本当に自然と動物の宝庫なので,大自然や動物が好きな人には垂涎ものです。

 ただ,オーストラリアはこれだけ動物が豊かだと,極めて獰猛な動物もいる。

 ホオジロザメが有名ですが,地面に巣を作って潜んでいる毒蜘蛛や,海では透明で殆ど見えないけど,刺されたら神経が麻痺して溺死されられるbox jellyfish の他にも,怖い植物すらある。

小心者としては十分に震え上がる猛者ばかりだ。

 NYから引っ越す前に言われた事:「NYでは怖い人に注意しろと言ったけど,オーストラリアでは動物に気をつけろ」と。

 そういう事か。ついてからわかったよ。

 僕にとって,更に驚きだったのは,こういう猛者がゴロゴロいる中でも,オーストラリア人はこのワイルドな自然をこよなく愛している事。

 こればかりは体感しないと,如何にオーストラリア人が自然やスポーツを愛しているかは,中々分からない。運転している時,長い距離,ガススタとか何もない道路を殆ど軽装で自転車を一人でひたすら漕いでいるオーストラリア人を通り過ぎると,この事を感じる。

 大自然に挑み,大自然と戯れる事を楽しむこの感じ。自然の厳しさも楽しむかのように。オーストラリア人の心にはこういうところがあるんじゃないかなー。

 あるアメリカ人から聞いて忘れられない話がある。

「週末、オーストラリア人の友達の誘いで二人でビーチに遊びに行ったんだけどさ。車で道なき道行って,着いたら綺麗なビーチが現れてさ。沖に泳いでいる人が1人見えるだけの隠れ家的な感じの。」

「へえー。いいじゃない。で良かったの?2人でバービーでもしたの?」

「それがさー,友人が急にバックして,別のビーチに行こうと言い出すんだ。」

「何で?」

「ビーチが混んでいると言うんだよ!(笑)1人しかいないのに!アメリカ人の僕には分からないねー。そんで,また1時間殆どドライブして無人のビーチに行ったよ。まー同じくキレイだったけどね。」

 

全額,保護犬の活動に投資します。