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リアルタイムに書いていくのは怖い#31:84歳社長が死んだら終わる会社

就職先は地方の家族経営の町工場。84歳社長が全てを取り仕切っている。
社長が死んだらどうなるか、誰にも分からない。


リアルタイムに書いていくと、失敗をさらすことになる。

関係者もいるので、匿名だからこそできるのだが、ある程度時間がたって目途が立ってから書けば、失敗をさらさないこともできる。


それでも、日々起こる日常のことを書いていこう。


すでに少し登場しているけど、9月から新入社員が入った。

新入社員といっても、自分よりも少し年上。


新入社員入りました! 辞めました!

となる可能性も高かったので、1か月くらい様子見て書こうと思っていたけど、とりあえず書いておこう。

この記事で少しだけ書いた、新人です。

そういえば、この回の結果を書いていなかった。新入社員の入社日に工場見学に来た方は、だれが見ても、無し、だった。

個人的にはダメな子が面白いので、本気で働きたいと言われると少しは心が揺らいだかもしれないが、終始おどおどしていて、挙動不審だった。

会社の現状を正直に伝えると、思っていたのと違うという感じで、帰っていき、その後の連絡はない。


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そして、今日も一人、工場見学にきた。

驚くほど完璧な人。

20代後半で筋肉もりもりの好青年で、同業の工場での経験もあり、今は違う仕事をしているが、またモノ作りがしたいと、工場見学に来た。

社長も一発で気に入っていた。


良いことも、悪いことも、全部伝えた。

本人だけなら、入社したいと言ってくれそう。

果たして、奥さんの判断は???





84歳社長が死んだら終わる会社シリーズ ↓

”僕”の自己紹介 ↓


登場人物

登場人物 会社の人たち

僕:この物語を実況している人。入社3年目のアラフォーおじさん。

社長:50年以上前に創業した町工場の社長:84歳
奥さん:社長の奥さん。お金周りを担当:70代後半
専務:創業時からいる社長の弟。最近間違いが多い:80代
孫くん:社長の孫。最近会社に来ていない:20代前半
娘さん:社長の娘。月に1週間くらい来て事務をする:50代
ベテラン職人:何でもできるがこだわりも強い。社長の義理の弟:70代半ば
取付職人:現場の取り付け担当。最初だけ丁寧:70代半ば
営業:いつも適当な図面を描いてくる:60代後半

中堅職人:新卒で就職したが独立、従業員ではないが、手伝ってくれている:50代

登場人物 社外の人たち
兄ちゃん:取引先で出会った「何者」かになりたい田舎の工場で高卒で働く兄ちゃん。商品の販売をお願いした。
インターン生たち:商品の販売をお願いした、就活に悩む学生たち。


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