市川 雪乃

1994年生まれ、群馬県出身。社会学を勉強したのち、デジタルデザインの企画・設計を仕事…

市川 雪乃

1994年生まれ、群馬県出身。社会学を勉強したのち、デジタルデザインの企画・設計を仕事に。もう一歩、暮らしや自然の近づいてデザインしたいと、長野県伊那市に移住。大きな社会の移り変わりについて考えつつ、自分の心地よい生活を探求中。犬を飼いたい。

マガジン

  • weekly momentum

    週ごとの私の右往左往日記

  • 山の麓に眠る - 私的「ローカル」の言語化 -

    私の移住後の生活について書いてます

  • 《コロナのときの》日々の濾過

    駄文を宙に放り投げています。いろんなことの垂れ流し (2024年5月追記)コロナ時、駐在先の上海から帰ってきてうだつのあがらなかった私の日記。なにかの塊。

  • 本を読みました

    自分が読んだ本の感想、読んだ後に考えたことなど

  • 映画をみました

最近の記事

2024/9/9~

なんだか鬱々としている。結婚パーティーと、マガジン入稿、トークイベント、それと見積もりだしが重なったりでわたわたしている!!!!!こんなにたくさんのジャグリングを回せない。焦ると余裕なくなるし、ストレスで食生活が狂って浮腫んで気持ちが沈む。最悪や 離島経済新聞のいさもとさんへのインタビューをさせてもらう!おもしろい。継続したからこそ、島出身でなくても語れるようになったという話が面白かった。シマの人は語ってくれるし愛着もあるというのは、私の沖縄での少しの仕事経験からも本当にそ

    • 死んでる子鹿

      畑の鹿除けの網に絡まって死んだ子鹿。 臀部が何者かに食われ、ハエがたかっている。 暑い、今年はじめての猛暑日の太陽が照りつける。 農家の男性が網を少しずつはずす。 痛かったなあ。苦しかったなあ。 死んでる子鹿は答えない。カッと見開かれた目は、白濁した空を見つめる。ハエが近くの植物にとまり、じっとこちらを覗っている。 何度はずそうとしても取れない、幾重にも絡まった網。 苦しかったなあ。怖かったよなあ。 頭を網の目の間をくぐらせ、硬くなった脚の上の編み目を動かし。 首

      • 山の麓に眠る - n分の1の移住体験記

        私が長野県伊那市に移住して1年が経った。人生ってわからないものだな、と思う。 あっという間に車に乗ったり、 フリーランスで確定申告をしたり、 時間に縛られずに過ごすことや、土日にもたまに仕事をしたりすることにも慣れてきた。 日々の仕事場への行き帰りに目に映る山々がとても綺麗で気に入っている。 山はとてもかっこいい。自然の中で遊びやすいところも好き。 移住したきっかけは、直接のきっかけはパートナーの転職だったけど、 行きたいと思った根底は、都市生活で感じた寂しさや、コミュ

        • スクールカーストを思い出す 0516

          7時半ごろ起床、9時頃に布団から出る。今日はちゃんと早めに寝て、生活整えよ…(これ毎日言ってる) 昨日の夜に再視聴していた『桐島、部活やめるってよ』の余韻に浸る。やっぱりいい映画だった。自分の高校時代が否応なく思い出される。 私は当時、スクールカーストで言えば上の方にいたと思う。いたかったとか、必死にコードを守っていたわけではなくて、たまたまそこにいた。勉強は普通にできたし、バスケ部に入っていたし、元から割と快活な性格で、そこまで緊張せずに人と話したから。背も割と高い。田

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        記事

          Through back Thursday(& Friday) 0514-0515

          0514 今日の目覚めはまあまあ。7時半ごろ目が覚めて、そこからいろいろニュースを惰性的に眺めて、9時頃になってようやくベッドから出る。昨日食べ過ぎたので、今日はなるべく固形物を避ける。(実家でこれを遂行するのはなかなか至難の技) 今日あたりから少しずつ日々を整えることに挑戦する。生理終わりだし、昨日は一日おやすみモードだったからちょうどいいし。 東京の歯医者や東京の精神科医にかかりたい、と思う。相手も私のことを無名の患者として扱い、私も相手のことを無名の患者として扱う

          Through back Thursday(& Friday) 0514-0515

          価値観についてそういえば考えていた日(2020年5月6日)

          昨日の夜は寝床に入ってから、休暇終わりの憂鬱な気持ちを解消したくてセックスアンドザシティを見始めてしまった。3話まで観てなんとかストップ。 今見ると、少し昔の女性の切実な悩みが本当に直接的に描かれているのだなという気持ちにさせられた。「独身女性は本当にエレガントか?」「どうしていつも女性が譲歩しなくてはいけないの?」など。現在はもう少し関係がフラットになっているし、独身の人ももっと受け入れられる社会になっていると思うけど、ほんの少し前までは、美しさを保ち、男性から言い寄られ

          価値観についてそういえば考えていた日(2020年5月6日)

          体が重い(2020年5月5日)

          6時ごろ目が覚める。が、最近はなんだか朝すっきり起きられない。過食気味だからだろうか。結局10時前までベッドから起き上がることができなかった。過食気味なのも運動不足なのも自覚はしているので、今日は朝食はスキップし、できるだけ食べない日にしようと心の中で、小さく決意。 しかし午前中は本当に体がだるくて仕方なく、昨日みつけたブログを読みながら、適当に音楽とかラジオを聞いたりだらだらして過ごす。Twitterでランダムにザ・女子向け元気が出る映画(オードリーヘップバーンとセックス

          体が重い(2020年5月5日)

          欲張り(2020年4月27日)

          私は欲張りだ。その性格のせいで、自分で自分の首を絞めることも多い。例えば今も、やりたいこといっぱい両手に抱えて、結局ゆっくりとぼとぼ歩くしかなくなっている感じが、今日はすごく強くて、なんだかすごく寂しくなってしまう。自分の必死さが、ものがなしい。 そんなに欲張って、わたしは卑しいな。 欲張りといえば、思い出す、ホームビデオ(を見ている自分)のワンシーンがある。 私が多分5歳か6歳くらいのときのビデオ。それを見る自分は、多分15歳くらい。ビデオデッキを手放すとかで、整理の

          欲張り(2020年4月27日)

          選択練習(2020年4月26日)

          この春、私は再度大学に入学した。 とはいっても、通信制なので、仕事は続けながら、基本的には自宅にて学習し、時々通学して先生や仲間と共に学ぶ。 デザインの勉強がしたく、運良く少し貯金も溜まっていたし、しばらくは海外に出れそうにもないし。またひとつ、新たな挑戦。 25歳にもなって(という物差しが、相対的で言っても仕方のない枕詞とは承知しつつ)、私はまだ自分が生業としたい事柄が未だはっきりとわからない。 18歳の頃の私や、23歳頃の私が見れば、まだぶらぶらしているの?とでも

          選択練習(2020年4月26日)

          "Sorry, we missed you"(邦題「家族を想うとき」)

          こんなにも悲しくなってしまうのはきっと、自分たちの生活を覆う巨大な経済構造が、いち人間の存在や願いをあっけなく踏み潰しているということが、極めて我々が感じている事実に近いからなのだからだと思う。 この映画を観たあと、私は涙が止まらなかった。号泣とか、嗚咽が止まらないとか、そういった衝撃を受けたときの身体の反応ではない。心を静かに掴まれてしまって、そこがどうにも痛い。 映画館を出て、なんとなく駅の方にのろのろと歩きながら、ぼんやりと映画のことを考えていると、この寒い中、BI

          "Sorry, we missed you"(邦題「家族を想うとき」)