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体が重い(2020年5月5日)

6時ごろ目が覚める。が、最近はなんだか朝すっきり起きられない。過食気味だからだろうか。結局10時前までベッドから起き上がることができなかった。過食気味なのも運動不足なのも自覚はしているので、今日は朝食はスキップし、できるだけ食べない日にしようと心の中で、小さく決意。

しかし午前中は本当に体がだるくて仕方なく、昨日みつけたブログを読みながら、適当に音楽とかラジオを聞いたりだらだらして過ごす。Twitterでランダムにザ・女子向け元気が出る映画(オードリーヘップバーンとセックスアンドザシティー)を見てモチベーションを上げる、名前も知らぬ誰かの呟きを見て、私も少し元気が出てくるなどする(よくわからないメカニズム)。そしてちょっと元気が出た私は、今朝届いた村上春樹の「猫を棄てる」を読み始める。父親についての短い文章。彼が関西の出身だということを今更ながら知る。私は親族や父母から文化的知識を受け取った記憶があまりないので、少し羨ましい気持ちになる。そのあとはドストエフスキーの「悪霊」を読み始める。

しかし最近のこのだるさはなんなんだろう…。何もする気にならないし、モチベーションがない。私にとって、人と過ごす瞬間とか人から受ける刺激がモチベーションだったのかな。あるいは、仕事から受けるストレスで鬱っぽくなっているという可能性も自分の中にある。まあ、上海での生活がこのような形で突然終わりを迎えようとしていることとか、ここ最近の状況のせいで実家に戻ってこなくてはいけなかったこと(生活的に親に頭はあがらないです)、転職に真剣に取り組み始めたこと、自分の未来について鬱々としていること、さらには再度大学に通うことにしたことなど…は関係してるだろう。
こう書き出してみると、本当に私は不器用に生きてるなあ、とつくづく。まあ時間をかけるしかないか。人生は常に手探り。

2-3日前に観た「牯岭街少年殺人事件」のことが頭から離れない。ふとした瞬間にみずみずしい1シーンが心の中にふっと現れて、うっとりしてしまう。どこを切り取ってもなんとも完美な映画であった!小猫王の歌う主題歌も本当によかった。周辺の台湾映画やエドワードヤンについてしっかりした論考などを読みたくなり、取り急ぎネットで注文をする。最近本当になんでもネットで買っている。買い物をしないと気分を変えられないのかあ、とつくづく。

そのあとは散歩をしたり、「パターソン」を観返していたら、もうそろそろ寝る時間。そんな一日。

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