物語のある雑貨屋さん
鳥取県境港市に「一月と六月」という本・雑貨・ギャラリーとカフェも備えたお店がある。
昨日は境港にあるJAZZ喫茶の記事を書いたので、今日はその続きでこのお店のことをご紹介したい。
「一月と六月」は、ご夫婦でやられていて、それぞれの誕生日にちなんでお店の名前となっているそう。旦那さんの方が主に本のセレクトを、奥さんの方が雑貨、ギャラリー、カフェを担当されているようで、うまく役割分担がされている。
1階は、入って右側が書籍コーナー、左奥に入っていくと、主に女性向けの雑貨や服などが売られている。外も内も可愛らしい作り。
書籍コーナーには、オーナーセレクトの本がずらりと並ぶ。セレクションもいいし、配架の仕方にもセンスを感じる。こういう自分が気づかなかった視点を与えてくれるような本屋さんの存在ってやはり貴重だなぁと思う。ネットだけではこういう感覚はやはり得ることは難しいのではないか。
店主さんのお話も聞きながら、お店をぐるぐる回って、最終的に若林恵さんの「さよなら未来」という本を買って帰った。
ただ単に、お店に入って本を買って帰った、という行為にしてみれば単にそれだけのことだったのかもしれないけれど、自分の中ではすごく大事な時間に思えた。
案内してくれた境港在住の友人の存在も大きかったと思うし、店主さんのお話もあったからかもしれない。
でも、やっぱりお店全体が何かを物語っているような気がして、そこにとても惹かれてしまった。
きっとこれまでにも、ここを訪れた人達と多くの物語を作ってきたんだろうなぁと勝手に想像をしてしまった。
一月と六月 〒684-0024 鳥取県境港市日ノ出町48番地
tel:0859-44-1630 fax:0859-45-0587
open 11:00 -18:00 月曜日・火曜日 定休
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