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書くことをブーストさせる本

書くことはスポーツのようなものだ。頭でうんうん唸っていても、結局のところ、それを文字として吐き出し、苦しくても形にしていくことからしか、文章は上達していかない。

そんな当たり前のことに気づかせてくれた本が最近読んだこの2冊。

いずれも共通しているのは、

読者目線に立った文を書くこと

これも頭では分かっちゃいるけど、いざ書こうとするとなかなかそうはいかない。シンプルだけど永遠に追及すべき命題なのだろう。

特に堀井氏の「いますぐ書け」の中で、一番印象に残っているのは、

往々にして、初心者は「自分の意見」を書いてしまう

という言葉だった。

これを読んで、個人的には頭を殴られたような感じだった。

noteを書き始めて、並行して他のウェブマガジン等にも記事を投稿したりしていたのだけれど、気づけば、それは大体「自分の意見」だった。

読者が知りたいのはその人の「意見」ではなく、「その人自身」

その人自身や、その人の周りにあるエピソードを人は聞きたいのであって、その人の主義主張を聞きたいわけではない。

そして、文を書く時には、

漠然とした誰か、ではなく、はっきりと特定できる読み手を思い浮かべよ

とのこと。

これもなかなか出来ていない。

差し当たって私が想定する読み手は自分の嫁さんかなぁと思いつつ、まずはこの辺りから考えていく必要もありそうだ。

「ナタリー式トレーニング」の方は、ウェブライター養成講座で培われたノウハウが元になっていて、さくっと読めてしまう本だったが、ポイントとしては、

良い文章とは、最後まで読んでもらえる文章のこと
文章を構造化し、伝えたいメッセージに優先順位をつけること

が印象に残っている。

書きたいんだけど、なかなか書けない。

そんな時に、「書く」というアクションをブーストしてくれる2冊だ。

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