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写真と映画の話 Based in Setagaya

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    写真について、現像についてなど、写真にまつわることを話しています。

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    写真展のような機材レビューを目指しています。

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    世田谷に住む。世田谷で暮らすことの図鑑。

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    深夜の街の片隅で小さな写真展を開いています。

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    映画の感想を私なりの解釈で話していきます。

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はじめまして!

Introduce皆さん、はじめまして。 とは言っても、そんなに見てる人はいないでしょうけど、 定期的にnoteを更新していこうと思っているので、 少しでも興味を持ってくださる方のために簡単に自己紹介をしておきます。 2000年生まれ。B型。 血液型占いは当てにならないと言いますが、自分でもB型っぽいなと思います。 都内の大学に通っている大学4年生です。大学では、美術芸術学という哲学のような美学のような何かをやっております。 写真や映画が好きなので、このnoteでは、写真

    • 洞窟から世界を見る

      ぼんやりとTwitterを見ていたら、 こんな投稿が飛び込んできました。 全てが共感でした。あまりに完璧な言語化! そして、私はこれを見た時に、「カメラ」という機構にも共通点を見出しました。 カメラは「できること」が1つに特化している。 ファインダーで周囲から隔絶された薄暗闇の中に虚像を見る。 この場合は「洞窟」と言ってしまうと、辺りは暗闇なんだけど、洞窟を抜けるときの向こう側に見えるあの景色なイメージかもしれないですね。もしくは洞窟の中に浮かび上がる影を見ている感覚か

      • ハッセルブラッド物語

        単刀直入ですが、 ハッセルブラッド 907x Cfv50c 500c/m Planar80mm2.8 を手に入れたわけです。 これには当然多くの犠牲がありました。 GF80mmもNikon Z一式も墓場へ行きました。 今までありがとう。 落としたりしてごめんな。 御託を並べるつもりもないので、見てくださいな。 500c/m に Cfv50c をつけて撮りました。 お作法はたしかにあるけど、慣れたらそんなん一瞬。

        • 写真における「枠」について

          インスタやTwitterに投稿する際、写真の見せ方について、みなさん色々と考えていると思います。 全画面で載せるのか、外枠をつけるのか、つけるとしたらどう見せるか? ちょっと前にはLiitのフィルターが流行ってましたね。 Exifデータが載ってたり、フィルムスキャンしたようなデザインになっていたり。 僕は写真の「枠」については、こだわりを持ちたいと思っています。その大きな要因としては、写真を見せる という行為に色んな形がありますが、 「展示」>「写真集」>「SNS」

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          About my Presets

          お久しぶりです。今日は普段使っているプリセットを紹介してみようかなと思います。 👤「プリセットを買うのは無駄!」 👤「プリセット買ってもしっくりこないんよ!」 Twitterでよく見るこの手の意見に対するアンチテーゼになればと思います。私は今の形に落ち着くまで、色々なプリセットを買ってきました。 憧れの写真家のプリセットを買ってもその人の写真にはならないということを自覚してから、自分の中で色々と進展が生まれました。 人のプリセットから学ぶべきなのは「その人の中の画作りに

          About my Presets

          GFX×Pentax67_105mm/2.4で切り取る夏について

          最強の組み合わせ2ヶ月ほど前、PENTAX67の銘玉、105mm/2.4を購入しました。 ピント面の柔らかさの含んだ解像感、ボケの柔らかさ、光に適度に敏感なところ、全部が好き。運命の人に出会った時とは、この瞬間を言うのだろう、とでも言いたくなるほど。 ×0.8のフォーカルレデューサーを使っているのもあって、画角は60mmちょっと。 60mmとは思えない圧縮感を感じる絵作りも強かさがあって好きです。 個人的にはお金の面で妥協して普通のアダプターを買っちゃうのはもったいない、

          GFX×Pentax67_105mm/2.4で切り取る夏について

          世田谷風景図鑑vol.2

          エアコンで体を冷やしすぎた。 肌寒い朝を迎えた日は散歩に出よう。 冷を捨てよ、街へ出よう。 Fin. GFX50sⅱ Pentax67-105mmf2.4

          世田谷風景図鑑vol.2

          世田谷風景図鑑 vol.1

          7/17 16:00~17:00 天気は晴れ。気温は35度。 三連休の最後の月曜日。 散歩をしようと思ったが、夏の昼は暑すぎるのと、 光が強くて写真が固くなってしまうから、 夕方に家を出る。 世田谷の住宅街はカラフルだ。 色を探して、歩き回るのも楽しい。 遠景と近景は、見開きで1セット。 遠いものは近くに、近いものは遠くに。 街には人がそこにいた足跡がある。 バス停は、バスが停る場所だが、その実はバスに乗るヒトが泊まる場所だ。 椅子は言うまでもない。 光と影の

          世田谷風景図鑑 vol.1

          バケペンのレンズ、Pentax67 105mmF2.4を買いました!

          GFXと共にXマウントを大幅解体し、最近はこんな感じで運用していました。 Xマウント  X-E4 Voightlander35mmF1.2 Zマウント  Z6ⅱ Voightlander40mmF1.2・Z50mmF1.8・Z85mmF1.8 Gマウント  GFX50Sⅱ GF80mmF1.7 よく使うのが、Z6ⅱ。 これで大体のことは事足りるんです。 フルサイズに転向してから、「ピント面と背景の切り離し」という 個人的に最も欲しい要素にもあまり悩みは無くなりました。

          バケペンのレンズ、Pentax67 105mmF2.4を買いました!

          XからZへ。

          あまり報告するものでもないので言ってなかったですが、XシリーズからZシリーズへマウントチェンジしました。 かつてのフォーメーション 新たなフォーメーション となりました。 X-E4は売らなくてもZのラインナップに買い換えられたのと、いいカメラすぎるので売りませんでした。 売った理由は、シンプルです。 センサーサイズ > フィルムシュミレーション になってしまったから。 GFXがありますが取り回しの良さと写りを加味したらフルサイズはやはり正義だなと。 なので、

          XからZへ。

          真夜中の写真展 vol.6

          東京は、造られた街。 でも、そこで生きる人達は紛れもなく「本当」だと思う

          真夜中の写真展 vol.6

          プリセットを研究しています

          どうも、高橋です。 お久しぶりです。 社会人生活がスタートし、今は定時で帰っているものの、既に体力消耗が著しいです。 FIFAのキャリアモードで言うところの、ストイックの数値が低いので、ちょっと走っただけで疲れてしまいます。 そんな疲労マン・高橋ですが、最近は過去の写真をレタッチして過ごしています。 そんなこんなで色んな方の写真を見る中で、やはり素敵だなぁと思うのが、 嶌村吉祥丸さんの写真の抜け感!!でございます。 (知らないという方はこちらをどうぞ) 彼の写真、

          プリセットを研究しています

          自主制作した映画がコンペで入選した話、その後。

          はじめに。 先日、noteにて自主制作した映画『回りくどい会話』がTOHOシネマズの学生映画祭に入選した記事を投稿させてもらいました。 詳しくはこちら↓ 残念ながら結果としては、入選止まりで何か賞をいただくことはできませんでした。 ただ、初めて自分の映画を映画館で上映して、他の同世代の子達の作品も見て、大物の審査員の方に見てもらうだけでなく、講評までいただけました。 こういった経験を言葉として形にしておきたいと思い、noteに認めます。 色づくりのについての反省まず

          自主制作した映画がコンペで入選した話、その後。

          真夜中の写真展 Vol.5

          「美」という言葉は、beautifulという意味を含みつつも、もっと大きな意味を含んだ言葉である。 それは今も明確な答えがある訳ではなく、途方もなく広がりのある言葉である。 写真の「美」はどこにあるのか。 その答えをずっと探している。

          真夜中の写真展 Vol.5

          自主制作した短編映画がコンペで入選した話

          嬉しい報告 タイトルからしていつもと違うんですが、 私は映画を自主制作している身でもあります。 性格からして、撮った作品を堂々とSNSに載っけたりして来なかったのですが、、、 この度、私が脚本と編集、撮影助手を担当した短編映画『回りくどい会話』が【TOHOシネマズ学生映画祭】のショートフィルム部門にて最終選考まで残りました!👏 ※ TOHOシネマズ学生映画祭についてはこちらをぜひ。 来月には社会人で、大学最後にすごく嬉しい経験ができるなと今からワクワクしております。

          自主制作した短編映画がコンペで入選した話

          現実以上の「物語性」はない

          写真を、ことに作品を撮ろうとすると、よく物語を創作しようとする。 彼氏と別れた日の夜、とか、音楽家を目指す私、とか。 個人的にそういう写真は見ててつまらないな、と思ってしまう。 多分それは自分が映画が好きだということに関係していると思う。 映画は断続的な瞬間の連続が、一定の時間をもって物語が進行していく。だからこそ、登場人物の描き方、細かな心情の変化が詳細に描き出せる。 ただ、写真は一瞬を閉じ込めしまう。そして、それ以外の時間を見ることが出来ない。組写真にしても、映画

          現実以上の「物語性」はない