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未知の法則を発見できるかもしれない思考法

いつもお読みいただきありがとうございます。

薬剤師でありながら、ITストラテジストを目指して日々勉強しているmassaです。(薬剤師をやめるわけではないよ。)

少しずつですが、noteの記事が増えて来たので、毎回名乗ることにしました。

近々、massaがどんな人間か知ってもらうために、プロフィール記事を投稿しようと思っていますので、その時はまた読んでやってくださいませ。

今日は久々に何も予定のない日曜日だったのと天気も良かったため、近くの打ちっぱなし練習場に行って来ました。

僕は、周りの知人たちと比べると、かなり遅くにゴルフを始めたのですが、たしなむ程度に年に数回、優しい友人たちにラウンドに誘っていただいてます。

最近は、ゴルフの練習場やゴルフ場でのラウンドにはあまり行けていませんでしたので、全然上達していませんが、まあ、人並み程度にできて、一緒に回ってくれる皆さんに迷惑をかけないくらいになれればいいかな、くらいの感じでやらさせていただいています。
(今はまだ迷惑かけまくりなので、もうちょっと練習します。)

何球も打ってますと、下手なりに時々思ったように飛んでいってくれます。

そのゴルフボールを眺めながら、なぜうまく行ったのか?その理由も分からず、ああでもないこうでもないと考えを巡らせ、結局、練習場に行く前と何の変化もないまま、悩みだけが増えて帰るといういつものルーティンでした。

ことゴルフに関しては、やっぱり、継続的に練習しないとうまくはなりませんね。ちょっと齧っただけでは、ちょっと齧ったなりの結果しか出ないようになっています。

まあ、だからこそ、みんなゴルフが好きなんでしょう。


さて、昨日、基本情報技術者試験のテクノロジ系の中で、述語論理を勉強しました。

といっても、詳細までは今のところ必要なさそうで、勉強したのは、演繹法と帰納法です。

この演繹法と、帰納法。
何度も僕の目の前に現れては、僕の思考をめちゃくちゃにして行きます。

あなたも良くご存知だと思うので、詳しくは書きませんが、演繹法といえば、いわゆる三段論法ですよね。

  1. 猫は動物である。

  2. 花子は猫である。

  3. 花子は動物である。

みたいなやつです。

演繹法は、根拠に基づいて論理を展開し、最後に結論を導きます。

当たり前と言えば当たり前で、真理から始まっているので、基本的に結論が正しくなるはずなのですが、逆にいうと最初が間違っていたり、根拠が間違っていると結論も間違ってしまうというデメリットがあります。

また、どんどん思考が狭まっていく感じがするので、この論理思考の使い方を間違えると当たり前のことばかり思いつくみたいな感覚に陥ります。

次に、帰納法です。

こちらは、演繹法とは逆の論理思考で、個々の事象から、一般論を導き出します。

  1. 石は支えないと下に落ちる。

  2. バナナも支えないと下に落ちる。

  3. スマホも支えないと落ちる。

  4. 結論→物は支えないと落ちる。

てな感じでしょうか?

帰納法は、観察した事象から予測的な結論を出すので、多少創造力が必要な論理思考ですね。

僕はどちらかというと、この考え方の方が好きですが、ただ、演繹法と違い、その論証力は弱くなります。

偶然よく似た事象が起こってしまっただけなのに、それらの事象だけを取り上げてしまい、間違った結論を導いてしまうなんてことも。

つまり、ツッコミどころが結構ある結論が導かれる可能性もあるってことですね。

でですね。
基本情報技術試験で問われるのはこの辺りまでなんですが、僕は以前、論理思考というものにすごく囚われた時期がありまして、その中で、「アブダクション(リトロダクション)」という、どちらかというと帰納法に近いんですが、少し違う論理思考に出会ったんです。
(これはちょっと齧ったことが今になって役に立った例です。)

その時の読んだ本が、その名もズバリ「アブダクション」。

知の巨人、パースが提唱した論理思考で、この本には、「演繹法」「帰納法」そして、「アブダクション」についてかなり細かく書かれています。

僕にとっては、すごく難しい本で、1回読んだだけでは理解しきれませんでした。

ですが、このアブダクションという論理思考法は、仮説的推論とも言われていて、帰納法に近いのですが、帰納法では到達できない結論を導き出す可能性があります。

つまり、アブダクションは、個別の事象を最も適切に説明しうる仮説を導出する論理的推論で、「観測できる事実」や「普遍的な事象」から、「観測不可能な原因」を推論することができるんですね。

例えば、先ほど帰納法で出した例をアブダクションを使って推論してみます。

  1. 石やバナナやスマホは落下する。

  2. 物質同士が互いに引力で引き合っているとすれば、石やバナナやスマホが落下するのは当然である。

  3. よって、物質同士が互いに引力で引き合っているのである。

てな具合です。

ちょっと飛躍しすぎ感も否めませんが、それも含めて、アブダクションを使用して思考すると、帰納法では得られなかった未知の観測不可能な原因やその背景となる理論を導き出すことができるんですね。

いやあ、今回も書いていてだんだんよく分からなくなって来ました・・・。

また、頭使ったなあ。
ただ、上で紹介した本は、すごく読み応えがありますので、よろしければ手に取ってみてください。

好きな人は、めちゃくちゃハマると思います。
(僕は、2回目を読んでいる最中です。)

今日も最後までお読みくださりありがとうございました。

では、また明日。

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