サッカーの本場ヨーロッパのゴール裏がマジでアツかった。
こんにちは。旅行からマルタに戻ってきたRickyです。
昨日20時にマルタついて寝落ちしてしまい、
会社の休憩時間に書いてます。
さぁ、本題。
サッカーの本場といえばヨーロッパですね。
世界5大リーグも全てヨーロッパです。
(🇬🇧🇪🇸🇩🇪🇫🇷🇮🇹)
前にサッカー観戦の仕方の記事を書きましたが、今回は地元ゴール裏サポーターの応援スタイルです。
観戦方法などはこちら↓
これは滅多に体験できないことだと思うので、
レアな記事になると思います。(多分)
はじめに
ゴール裏とはどんな場所か
冒頭から、何度も【ゴール裏】という言葉が使っていますが、なぜそんなにこだわるのか。
サッカー詳しくない方に簡単に説明すると
ゴール裏は応援ガチ勢が集まるところで、熱狂的サポーターが一番多い場所です。
試合を見るというより応援してる人ばかりです。
大きいフラックや、前の人が頭上で手拍子したりするので見えないことが結構あります。
ヨーロッパだけではなく、日本も同じでゴール裏のチケットは買うことが簡単ではありません。実は日本でもゴールの真裏には行ったことがなく、少しズレた場所から応援してました。
なのにも関わらず、本場のヨーロッパでゴール真裏のチケットをゲットすることができました。
ゴール裏に行けた経緯
フランスリーグに所属するリヨン(Lyon)の試合を見てきたわけですが、リヨン生まれリヨン育ちの友達がいたからです。
留学中にあった友達で親友です。
(彼のことは別記事で詳しく書きます)
その彼がチケットを友達から譲ってもらって僕にくれました。大感謝です。
試合開始3時間前
約3時間前にスタジアムに到着しました。
まだ中には入らず、少し手前の公園でサポーター同士集まって士気を高めます。
30人くらいのフランス人応援団が集まってかなりの量のビールを飲んで、爆竹を鳴らして、発煙筒を焚き始めました。
まず日本じゃ発煙筒なんてあり得ません。
鳴り止まぬ爆竹とバチバチ一触即発の雰囲気。
まだ試合開始まで2時間以上あるのに、この緊張感は異常。
この写真を撮った時に、すぐ隠すように友人に言われました。
「何か撮りたいときは毎回俺に言って。サポーターの中には”なんで応援してないんだ”って殴りかかってくる人もいるから。」
さすが、という感情を通り越して恐怖でした。
1時間前になるとスタジアムの中に向かいます。
ビールや食べ物のゴミはそのまま放置。
みんながいなくなったあと、ホームレスが来て回収していくとかなんとか。
試合開始1時間前”入場”
2時間少し外で飲んだあと、ついにスタジアム内に入ります。
ヨーロッパは入場する時の警備がかなり厳重です。
ふと思いました。
「彼らはどうやって発煙筒を持ち込むんだろう」と。
「2本目だぜ〜」「男ならバレないさ」
と楽しそうにパンツの中に入れ始めました。。。
男はどこ行っても男でした。
そうして持ち込み完了
観客席に着いた時には、すでにサポーターで溢れかえってました。
一応座席番号があるはずなんですが、そんなものはないに等しい。笑
とにかくゴールの真裏に向かいます
この辺りから、応援が始まりました。
もちろんフランス語はわからないので雰囲気で声を出して、ジャンプする。
試合開始&試合中
さあキックオフ。
相手チームには日本代表の伊東純也選手がいました。
いくら日本人とはいえ、こんな殺気のあるスタジアムで相手チームの応援したら殺される未来が見えたので心の奥でグッと我慢して、魂込めてリヨンを応援しました。
周りのサポーターはピッチを見ずに友達と顔を合わせて歌って跳んでました。
まさにお祭り騒ぎ。
しかし自分的にはせっかく来たし試合を見たい気持ちもあり、隙間を見つけてジャプしながら試合も見てました。
少し経ってリヨンが先制ゴールを決めました。
その瞬間、友人が通路に立っていた僕を引っ張って安全なところに入れてくれました。
次の瞬間、、、
後ろから人が走ってきました。
ここに無知の自分がいたら間違いなく怪我してたでしょう。
最初はなんでここにアジア人という顔をした人も、上裸で全力で歌ってジャンプしてる自分をみるなり、肩を組んでくれて
言葉はありませんでしたが、自分を受け入れてくれた感じがしました。
やはり、サッカーがあれば言葉はなくても大丈夫ということの再確認ができました。
試合後
結果は3-0でリヨンの勝利。
結果が良かったこともあって、写真や動画を撮ってても何も言われませんでした(笑)
今シーズンホーム最終戦だからこんなに盛り上がっているんだと思っていましたが、盛り上がってる理由はそれだけじゃないとセレモニーの時の教えてくれました。
長い間チームの会長を務めたオラス会長の最後の試合だった見たいです。
電光掲示板には彼を称える映像が流れ始めました。
僕はもちろんこの方を詳しく知りませんでしたが、
周りにいたサポーターがみんな泣いてるのを見てすごい方なんだと知ることができました。
選手だけじゃなく会長で涙を流せるのも、心からチームを愛しているからですね。
試合後のセレモニーなどもありすでに0:30
車に乗り友人の家に向かいます。
なんか当たり前のように運転してますが余裕で飲酒運転です。
夜中2時から朝の7時までのパーティに誘われましたが、流石にまで旅行が続くので
ソファーを借りて寝ることにしました。
試合翌日
パーティから彼らが帰ってきた音で目覚めました。
起きたらすぐに昨日の試合ハイライトを見ていました
「やっぱ現地観戦しても、ハイライトで見返したいよね」と言ったら
「いや昨日は全く試合見てないから、この試合見るのは初めてだよ」と言われました
めっちゃ笑いました。
反射的に日本語で「嘘やんwwwwwww」と言ってしまいましたね。
と同時に、本気で応援しに行ってるんだと感じました。
さすがヨーロッパ。
リヨン観光したかったのと、スイスに戻らないといけなかったので
帰ると伝えても一番大事な親友はカエルのように酔っ払って寝てました。
一年ぶりの再会だったのに、人生で一番雑な別れ方をしたに違いありません。
改まりすぎて別れるより、雑な方がまた会える気かしてどこか嬉しかったです。
彼らしかったし。
さいごに
いつもとは一味も二味も違った観戦で、すごく深い濃い経験ができました。
よくDAZNで見るヨーロッパのゴール裏。
想像以上にアツい場所でした。
これだけ全力で応援してるんだから、勝ったらパーティだし、負けたら大ブーイングする気持ちも理解できました。
また機会があって来れたらいいな。
最後までありがとうございました😊
Ricky
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