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2022年10月26日 21:16
荒波。岩場と海藻。そこを利用する魚たち。この水槽の魅力は何だろう。荒波と静かな海底海面を波が激しく打ち付ける。一方で岩礁の中は他人事のように穏やか。そこに、ダイナミックな自然のエネルギーを受け止めて消滅させられるだけの包容力を見る。ゆったり感海藻がゆったりと揺れる周期は10秒くらいか。大きな深呼吸と同じくらいの周期。呼吸のリズムを海藻に預け、とても安らぐ。水族館に求める癒しはこれだ
2022年8月26日 11:36
はじめての海遊館 大阪の海遊館に初めて訪れたのは、学生の頃だった。海遊館と言えば、館内中央にある「太平洋」水槽。その大水槽を観ることが本当に楽しみだった。 まずは屋外の水槽から観ていく。休日だったからとても混雑していて、人気のカワウソは、背伸びをして、やっとうずくまっている様子が見えるくらいだったのを覚えている。 館内に入ると、すぐに大水槽が見える。小さなガラスの窓の中をジンベエザメや
2022年8月8日 21:26
水族館では、生態系を切り取ったような水槽が観られる。例えば「サンゴ礁水槽」、「黒潮水槽」、「岩礁水槽」、「○◯湾水槽」のように、生態系単位で展示する水槽。生態系なので、岩や砂、水などを含んだ「環境」と、そこに暮らす植物や魚などの「生き物」を同時に見られるのが特徴。 生き物がどんな環境で暮らしているのか、環境とどんな関係を持っているのか、こういったことが、生き物だけを展示しているよりもよく分か