過去のトラウマを乗り越えるためには?
仕事での失敗や友人関係、恋愛での失敗など、過去の体験にトラウマを抱いた経験はありませんか?
もしかすると、いまもそのトラウマに悩んでいるかもしれません。
トラウマとは心的外傷のことでWikipediaではこう定義されています。
心的外傷(しんてきがいしょう、英語: psychological trauma、トラウマ)とは、外的内的要因による肉体的及び精神的な衝撃(外傷的出来事)を受けた事で、長い間それにとらわれてしまう状態で、また否定的な影響を持っていることを指す。
トラウマを一度抱えてしまうと、その感情を抱えながら生きていかなければならないため、非常に苦しい思いをします。
本記事ではトラウマを乗り越えるための方法を解説します。
もう1人の自分と仲良くする
この方法はかなりパワフルな手段です。
トラウマを抱えているもう1人の自分と仲良くしましょう。
具体的にはトラウマの感情が心の中に出てきたら、「トラウマくん、よく来たね、仲良くしょう」と心の中でもう1人の自分と握手をするシーンを想像します。
そして、トラウマくんと心の中で会話します。
「トラウマくんは僕に最高の力を与えてくれる存在なんだよね。一緒にやっていこう」
など。
そうやって、もう1人の自分と仲良くするイメージを描くことで、トラウマを抱えることが苦ではなくなります。
逆にトラウマ経験が自分の糧となり、最高のパフォーマンスを発揮させてくれる存在になるかもしれません。
失敗はないと考える
トラウマを抱えてしまう理由に「失敗した」という苦い経験の解釈をしてしまうというものがあります。
失敗をネガティブに捉えてしまっているので、失敗した過去がトラウマになってしますのです。
ですが、本当に失敗した経験は悪いことばかりでしたでしょうか?
実は失敗をすることで得られることはたくさんあります。失敗することでしか気がつけないこともたくさんあります。
たとえば、忘れ物をしてしまったから、次からは気をつけようとか、遅刻をして迷惑をかけたから、時間には気をつけようなど。
恋愛なら、振られてショックを受けていたけど、それがきっかけで自分を磨き続け、最終的に素敵な人と出会えたということもあるでしょう。
本来、失敗とは解釈に過ぎないので、事実はひとつしかありません。自分がどう捉えるか次第なのです。
元読売巨人軍の長嶋茂雄監督は『失敗は成功のマザー』をいっていたそうです。
失敗は過程に過ぎません。もっといえば失敗なんて概念は存在せず、改善があるだけです。
過剰に失敗を気にしないようにしましょう。
トラウマで自分を磨き続ける
長い人生で考えると、トラウマもひとつのスパイスみたいなものではないでしょうか。
トラウマを抱えると、次の行動が起こせなくなりがちです。しかし、トラウマがあるからこそ、自分を磨き続け、成長させ続けられるといっても過言ではありません。
その経験から学び、そして自分に足りないものを補い続ける。そうすることで、自分自身を磨くことができ、さらに素敵な自分になれます。
もしかするとトラウマ経験そのものも自分をもっと光る輝く存在にするための神様からのギフトかもしれません。
トラウマを乗り越えようとする努力する姿が他人には美しく映る場合もあるでしょう。
そんなあなたを応援してくれる人も現れるかもしれません。
トラウマをネガティブなことだと決めつけずに向き合うことでプラスに転じることもあるのです。
そして気がつけば、トラウマ自体なくなっていることもあるでしょう。
もしいま、心にトラウマを抱えているなら本記事の内容が少しでも参考になったら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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